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“Ç”【解説】「栄光のランナー1936ベルリン」リーフェンシュタールを語る

“Ç”【解説】「栄光のランナー1936ベルリン」リーフェンシュタールを語る

栄光のランナー1936ベルリン(2016)
RACE(2016)

栄光のランナー
監督:スティーブン・ホプキンス
出演:ステファン・ジェームス,
ジェイソン・サダイキスetc

評価:50点

リオデジャネイロオリンピック真っ盛り!
日本は現在、
金メダル7枚
銀メダル4枚
銅メダル15枚

の計26枚獲得しており
大盛り上がり!

今年のオリンピックは
スポーツにあまり興味がない
ブンブンも結構楽しんでおり、
体操の内村航平
格好良すぎるパフォーマンス、
負けちゃったけれど
ロシア戦の女子バレーの
奮闘っぷりに熱くなりました。

そんなオリンピック熱に燃える
ブンブンはTOHOシネマズシャンテ
公開されている「栄光のランナー」
って作品を観てきたぞ!

なんたって、
あのレニ・リーフェンシュタールが
撮った!「民族の祭典」「美の祭典」
あのベルリンオリンピック!
ナチスプロパガンダ作戦下の
大会で金メダルを4つも
獲った黒人選手
ジェシー・オーエンス
物語と聞いて熱くならない
訳がない。

劇場も、オリンピック効果か満席の
良い環境で観られましたぞ!

「栄光のランナー」あらすじ

貧しいながら、オハイオ州立大学に
入学したジェシー・オーエンス。
彼の才能をラリー・スナイダーが
見出し2年後のオリンピックを
目指す。

一方その頃、
ナチスの
反ユダヤ人精神
に賛同することになると、
街では市民による
オリンピック不参加デモが
巻き起こっていて。

ジェシーは確実に記録を伸ばし、
最強の男になっていくが、
オリンピックが近づくにつれ、
社会情勢が重荷となって
彼にのしかかるのだった…

詰め込みすぎた物語

本作のテーマである1936年
オリンピックが非常に
内容が濃い。
しかし、映画化する以上
どれかは削らないと
いけないのだが、
監督は欲張りすぎたようだ。

3つの話をねじ込みすぎて、
力業な作品となってしまった。

その3つのストーリーとは、
1.ジェシーのサクセスストーリー
2.オリンピック参加騒動
3.リーフェンシュタールの苦悩

である。

本作で描きたいことは、
屈強なスポーツマンである
ジェシーが、「人種差別」を
走ることで打ち砕こうとする
だ。

それだけでいいのに、
アメリカのオリンピック委員会
の決断シーンを長々と魅せたり、
リーフェンシュタールの
「アート」を撮るか
単なる「プロパガンダ」
を撮るのかの苦悩を
意味ありげに
魅せたりとするので、
物語の焦点が後半にいけば
いくほどぶれてしまう。

また、肝心なジェシーの
試合をじっくり魅せてくれないので
「えっつもう終わり?」と
いままでのジェシーの苦悩が
画面の外にカタルシスとして
伝わってこない非常に
残念な形でした。

それこそ、ジェシーは短距離
選手なので、「炎のランナー」
のようにスローモーションと
感動的な音楽で盛り上げた
方がいいと思うのだが、
非常に無念でいっぱいでした。

↑ヴァンゲリスのこのスコアは名曲

でも、監督はホントウに
1936年のオリンピックをしっかり
描こうとしているので、
観ていると燃えます。

例えば、部室でアメフト部に
悪口を言われ、キレそうになる
ジェシーに対しコーチが
「大会じゃお前一人なんだ!
罵声とか飛んでいるんだぞ!
そんなの無視しろ!」
と罵声を浴びせるシーンとか、
大会を通じて芽生える
友情描写まさに
レースでレース(人種)を超える
瞬間とかはしっかりと
描いていて激アツでした。

今観なくていつ観る?映画でしたよー

解説:リーフェンシュタールとは?

ブンブンの年代になると、
よっぽどの映画好きとか、
大学の映画論でしか耳にしない
名前レニ・リーフェンシュタール

字幕だと、最後の最後まで名前が
出ないので、何故あの
女性カメラマンにフォーカスが
あたっているのかと疑問に思うでしょう。

少し解説しておきます。

彼女は元々、ドイツで有名な
山映画専門女優で
「聖山」「マッターホルン」
「死の銀嶺」
の女優として
活躍していた。

1932年に「青の光」
監督デビュー。
いきなり
ヴェネチア国際映画祭で
銀獅子賞を受賞し
注目を集める。

そして、ナチスの目に
留まり、 「信念の勝利」
というプロパガンダ映画
を撮るよう依頼を受けた。

見事仕事をこなし、
「意志の勝利」も
続けて撮り、
すっかりヒトラー
御用達の映画監督に
なった彼女は
1936年ベルリン
オリンピックで
プロパガンダ映画
を撮った。

そう「栄光のランナー」
に繋がった訳です。

ブンブンも昔、
「民族の祭典」と
「美の祭典」を
観たのだが、
選手の肉体美
を徹底的に
魅せてくる
アート精神に
感服。
プロパガンダ映画としても
最高レベルのクオリティ
でしたよw

日本人選手なんか結構
頑張っているしね。
(マラソンと水泳が
異常に強かったぞ)


↑彼女を扱った3時間のドキュメンタリー
「レニ」なんてあるんですねぇ。。。
コレは観たい!

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