【第37回東京国際映画祭】『ペペ』カバの魂が語り掛ける
ペペ(2024) Pepe 監督:ネルソン・カルロ・デ・ロス・サントス・アリアス 出演:ジョン・ナルバエス、ソル・マリア・リオス、ファリード・マティラetc 評価:100点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 第7…
ペペ(2024) Pepe 監督:ネルソン・カルロ・デ・ロス・サントス・アリアス 出演:ジョン・ナルバエス、ソル・マリア・リオス、ファリード・マティラetc 評価:100点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 第7…
Totem(2023) 監督:リラ・アヴィレス 出演:ナイーマ・センティーエス、モンセラート・マラニョン、マリソル・ゲイス、Saori Gurza、マテオ・ガルシアetc 評価:60点 おはようございます、チェ・ブンブン…
HOME INVASION(2023) 監督:Graeme Arnfield 評価:95点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 2023年は中々傑作な日本未公開映画に出会えず厳しい年なのだが、実験映画界隈を漁ってい…
ドイツで長年生活したウェッシ(ウィゼマ・ボルヒュ)がモンゴルの妹オッシ(グンスマー・ツォグゾル)のいるゲルに帰郷する。妹は伝統的なルールに従って慎ましく生きるが、そのことでドイツ生活に慣れているウェッシと軋轢が生まれてしまう。監督の自伝的内容なのだが、撮影が難航しているためか断片的ヴィジュアルが並べられているだけだ。本作は恐らく、外国かぶれしてしまいモンゴルの伝統に溶け込めない自分を見つめ直す映画であり、『ブルックリン』のような心理的変化が紡がれることを期待していたのですが、ひたすらゲルの慎ましい伝統を映すだけで、映画祭に来る人のオリエンタリズムを満たすことだけに全振りしているのが致命的だと思う。
濱口竜介映画の面白いところは、会話劇でありながらも映画的ショットを常に意識しているところにある。『親密さ』における第一部から第二部に切り替わるまでのスムーズな動き、『寝ても覚めても』における冒頭のストーカーシーンにおける距離感と丘の横移動を使った心の距離感をリンクさせていくところに魅力がある。クローズアップ一撃必殺なホン・サンスとは違って、同じ会話劇監督であっても映画史の積み重ねから来る手数の多さ、あるいは発展のさせ方に魅力がある。
I Was at Home, But…(2019) Ich war zuhause, aber… 監督:アンゲラ・シャーネレク 出演:Thorbjörn Björnsson、エスター・ブス、マーテ…
逃げた女(2020) 原題:도망친 여자 英題:The Woman Who Ran 監督:ホン・サンス 出演:キム・ミニ、ソ・ヨンファ、ソン・ソンミ、キム・セビョク、クォン・ヘヒョetc 評価:65点 おはようございます…
ブラッディ・ノーズ、エンプティ・ポケッツ(2020) Bloody Nose, Empty Pockets 監督:ビル・ロス4世、ターナー・ロス 評価:80点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 第70回ベルリン国…
ドヴラートフ レニングラードの作家たち(2018) Dovlatov 監督:アレクセイ・ゲルマン・ジュニア 出演:ミラン・マリック、ダニーラ・コズロフスキー、スヴェトラーナ・コドチェンコワetc 評価:80点 おはようご…
ファースト・カウ(2019) FIRST COW 監督:ケリー・ライヒャルト 出演:アリア・ショウカット、トビー・ジョーンズ、ジョン・マガロetc 評価:50点 おはようございます、チェ・ブンブンです。 『USムービー・…