アリ・ザウア(2000)
Ali Zaoua, prince de la rue
監督:ナビル・アユチ
出演:ムニーム・クバーブ、ムスタファ・アンサリ、イシャム・ムスーヌetc
評価:60点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
日仏学院のメディアテークにてナビル・アユチ『アリ・ザウア』を見つけたので借りてきた。本作は「死ぬまでに観たい映画1001本」の私の持っていないバージョンに掲載されている作品なのだが、日本では入手困難であった。意外なところで見つけたのでラッキーであった。
『アリ・ザウア』あらすじ
A group of children living on the street leave their gang, prompting retribution from the gang’s leader. After one of the children dies, the rest try to come up with the resources to give their friend a proper burial.
訳:路上で暮らす子供たちのグループが所属していたギャングを抜けたことで、リーダーから報復を受けることになる。仲間の一人が亡くなると、残された子供たちは、その友人をきちんと埋葬するための資金や手段を何とか工面しようと奔走する。
モロッコ・ギャングストーリー
本作は、実際にカサブランカのストリートチルドレンが起用されている。映画は『ウエスト・サイド・ストーリー』を意識したような開けた場所でのギャング抗争、ミュージカルが始まりそうなスペクタクルの中で展開される。少年が辿る運命は過酷であるが、子ども故の妄想がマジックリアリズムとして映画に組み込まれ突然アニメになったりする。ダンジョンのような廃墟といったロケーションの面白さもあり、ナビル・アユチの堅実な作家性を打ち出した一本として観ることができた。










