傷だらけの生涯(1977)
Lúcio Flávio, o Passageiro da Agonia
監督:ヘクトール・バベンコ
出演:レジナルド・ファリア、ミルトン・ゴンサルヴェスetc
評価:60点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
クレベール・メンドンサ・フィリオ『シークレット・エージェント』の参照映画リストを確認した。
殺しの分け前/ポイント・ブランク(ジョン・ブアマン)
耳(カレル・カヒーニャ)
殺人捜査(エリオ・ペトリ)
イラセマ:あるアマゾンでの出会い(ジョルジ・ボダンスキー、オルランド・センナ)
傷だらけの生涯(ヘクトール・バベンコ)
未知との遭遇(スティーヴン・スピルバーグ)
オルカ(マイケル・アンダーソン)
死を刻んだ男 ― 20年後(エドゥアルド・コウチーニョ)
ボディ・パーツ(エリック・レッド)
軽く、ヘクトール・バベンコの『傷だらけの生涯』をチェックしたら、相当影響を受けているらしく、『バクラウ』のショットでも近いものを感じたので急遽鑑賞することにした。
『傷だらけの生涯』あらすじ
Histoire d’un célèbre bandit brésilien du début des années 70.
訳:1970年代初頭に活躍した、ブラジルの有名な山賊の物語。
シークレット・エージェントの引用元
本作は、1970年代に銀行強盗と脱獄を繰り返したルシオ・フラビオの半生を描いている。要は『俺たちに明日はない』のブラジル版といった内容となっている。映画自体はジャンル映画といった形で大したことないのだが、クレベール・メンドンサ・フィリオがどのようなショットを好むのかを学ぶことができる。例えば、荒野を車で駆けていく場面の疾走感。黄金の地と晴天、緑のコントラストは『バクラウ』のアイコン的ショットと重なる。また、『シークレット・エージェント』で特徴的であった電話ボックスや、クライマックスの新聞の扱いは本作を再現していることがわかる。ヘクトール・バベンコといえば『蜘蛛女のキス』のイメージが強く暗い空間作りを得意としている印象を受けたが、明るい空間でのショットも撮れる監督なんだと知ることができた。










