『Little Light』目を瞑っている時、何が見える?

Little Light(2003)

監督:アラン・ゴミ

評価:70点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

ベルリン国際映画祭でアラン・ゴミ『Dao』が話題となっているので、過去作『Little Light』を観た。

『Little Light』あらすじ

Dakar, Senegal. Fatima is a little girl of eight years old. When she opens the refrigerator, she wonders if the light stays on when the door closes. She discovers that no. So, Fatima goes down the street, closes her eyes, then opens them, then closes them. Do people still exist when their eyes are closed?
訳:セネガル、ダカール。ファティマは8歳の女の子です。冷蔵庫を開けると、ドアを閉めても電気がついているのだろうかと不思議に思います。そして、そうではないことに気づきます。そこでファティマは通りを歩き、目を閉じ、また開け、そしてまた閉じます。人は目を閉じている時も、まだ存在しているのでしょうか?

IMDbより引用

目を瞑っている時、何が見える?

子どもが抱くプリミティブな疑問と実践を描いた作品。やっていることはシンプル、純粋な探求でありながら美しいものとなっている。少女が目を覆うと画面は黒となる。外すと背景が映る。人間の行動を映像を介してメタ的に表現しているのだ。ただ、油断をしていると少女は映画という再構築された時間の中を自由に飛び回る。そして強烈なビンタにハッとさせられる。確かに、これを観るとアラン・ゴミの非凡さがうかがえる。