それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌(2010)
監督:矢野博之
評価:90点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
アンパンマンフルマラソンで『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』を観た。本作はアンパンマン最強ランキング上位のブラックノーズが登場するのだが、想像を絶するほど恐ろしいボスであった。
『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』あらすじ
人気アニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版シリーズ第22作。闇の女王ブラックノーズに育てられたヒナ鳥の化身・カーナは、女王の命令でアンパンマンワールドへやってきて、人々から幸せを奪う“暗やみの笛”を吹く。しかし、アンパンマンたちとの出会いによって、カーナは友だちと楽しく歌うことを学んでいく。ヒロイン・カーナの声を中谷美紀が担当する。
アンパンマン史上最凶のボス:ブラックノーズ
この作品はブラックノーズの凶悪さが特徴である。ばいきんまんの場合、自分の手でアンパンマンを倒すことが目的であり、アンパンマンと戦うことに生きがいを感じているようなキャラクター。そのため、誰よりもアンパンマンを理解しているが故に、とどめを刺せなかったりする。しかしながら、ブラックノーズはアンパンマンに思い入れがない。そのため、容赦なく無力化していく。
まずスパイとしてカナリアの化身カーナを町に送り込み、少しずつ町中の民を鬱病にさせていく。直接自分が動くのではなく、部下にやらせることで自分のリソースを温存させる。毒親としてカーナを洗脳しているので、裏切りにくい状況にさせているのも凶悪度が高い。そして、ある程度町を無力化した段階で襲撃する。供給源を確実に断つためにジャムおじさんの工場を粉砕。団結させないようにゲスト、アンパンマンサイド、町民を分離、ヒヨコ化させていく。さらには本体も形態変化する。
これはデウスエクスマキナがなければ完全に敗北していたであろう程に強かった。デビルスターはただの星で意志がないが、ブラックノーズは明確に悪意を持っているから実質最凶だろう。
※映画.comより画像引用