『ミッシングリンク/Missing Link』ライカ社最新作はビッグフット主演の異色西部劇

ミッシングリンク(2019)
Missing Link

監督:クリス・バトラー
出演:ゾーイ・サルダナ、ヒュー・ジャックマン、ティモシー・オリファント、エマ・トンプソン、ザック・ガリフィアナキスetc

評価:35点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

皆さんはライカ社をご存知だろうか?
ライカ社は毎作アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされながら、毎回ディズニー/ピクサー映画に王座を奪われている不遇なアニメ会社です。ライカ社の特徴はCGとストップモーションアニメを組み合わせた作風、そしてティム・バートン譲りの気持ち悪さが特徴で、その毒の面白さからカルト的人気を博しています。しかしながら、日本では冷遇されており、劇場公開も小規模、『ボックストロール』のようにビデオスルーするケースもあります。そんなライカ社の映画の面白さを伝える為毎回熱く語っているブンブンでしたが、最新作『Missing Link』はちょっとがっかりしました。

『Missing Link』あらすじ


Mr. Link recruits explorer Sir Lionel Frost to help find his long-lost relatives in the fabled valley of Shangri-La. Along with adventurer Adelina Fortnight, this trio of explorers travel the world to help their new friend.
訳:リンク氏は探検家ライオネル・フロストを雇い、シャングリラの伝説的な谷で長い間行方不明になった親relativeを見つけました。冒険家アデリーナ・フォートナイトとともに、この3人の探検家は世界中を旅して新しい友人を助けます。
imdbより引用

ビンタバトルを終盤に持ってくるとは??

本作はアメリカで批評家評判こそよかったものの、興行的に失敗した作品。それだけに日本公開が絶望的なのですが、正直こればかりは納得した。というのも、『KUBO』の超絶技巧の日本描写や『パラノーマン』の大人向けホラー描写の面白さといったライカ社の魅力が全く反映されていないように見えたのです。ライカ社のアニメはCGとストップモーションの合わせ技なのはいつものことですが、割とCGに頼っている感じがして、他の非ディズニー米国アニメと大差ない凡庸さを感じた。また、人語を理解するビッグフットが冒険家の助けを借りるというプロットになっているのだが、ビッグフットが自分の持ち味を活かして云々みたいな描写が弱いので、別にビッグフットでなくてもよくない?と思ってしまう。

そして致命的なのは、アクションがいちいちスケールが小さいということだ。西部劇のように始まる酒場でのドンチャン騒ぎも、ちょっとした痴話喧嘩程度だし、クライマックス周辺になってバトルがビンタで行われるスケールの小ささはどうなのだろうか?やはりアニメとして、ストップモーションアニメとして、実写ができないコミカルで驚きを与えるアクションを期待したいところ。それを悉く叶えてくれない本作は、残念ながらアカデミー賞にノミネートできないであろう。今回アカデミー賞長編アニメーション賞の非ディズニー/ピクサー米国アニメ枠は『ヒックとドラゴン3』に決まりですかね。

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