【嵐映画祭1】『忍びの国』意外とアクションがしっかりしていました

忍びの国(2017)

監督:中村義洋
出演:大野智、石原さとみ、鈴木亮平、知念侑李、マキタスポーツ、平祐奈etc

評価:60点

嵐が2020年で活動休止することを受けて、嵐のメンバー出演映画をTSUTAYAで5本借りてきて観ました。今日は、大野智主演の映画『忍びの国』の紹介です。公開時に映画ファンから叩かれた作品だが果たして…

『忍びの国』あらすじ

和田竜の同名小説の映画化。織田信長が天下統一を狙い伊賀を狙っていた。そこには忍者が沢山いた。数は少ないが、アイデアは無限大。無門率いる忍者軍団は強敵織田信長軍を制圧できるのか?

アクションがしっかりしていました

嵐のメンバーをここ最近しっかり見ているのだが、大野智の笑みからそろりと溢れる哀愁はなんだろう。人気者で金と名声も得た今でさえ、『ピカンチ』1作目から変わらぬ「何か」を感じます。

まあ、そこのところはファンが一番詳しいと思うので見なかったことにして、本作は映画ファンが叩く程悪い作品には見えませんでした。

予告編から感じる拒絶反応はなく、寧ろ三隅研次の超絶技巧、子連れ狼的アクションを楽しみながら作っていこうとする現場の温かみを感じました。特に注目すべきは、冒頭。盛り土の中から忍者が大量に現れ、襲いかかるシーンの驚きは、『子連れ狼 三途の川の乳母車』を彷彿とさせられました。また、とにかくエキストラが楽しそうに、結構凄いアクションを魅せているところが素敵でした。例えば、何気ない建物の建築シーン。パルクールのように、木の骨格をするりするりとすり抜けていく無数のエキストラ、笑顔で軽くそれをやってのけてしまうエキストラには、興奮を抱きます。

確かに多少のアクションのキレにブレが見受けられたり、物語的には中だるみが激しかったりするのだが、割と精神を保つことができました。

これが、インドで作られるとバーフバリになるんだろうなと思うところもあり楽しかったです。

ブロトピ:映画ブログの更新をブロトピしましょう!
ブロトピ:映画ブログ更新

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です