第69回ベルリン国際映画祭コンペ作品発表
今年もやってきましたベルリン国際映画祭。今年は2/7~2/17の開催となっています。先日、第一弾コンペティションラインナップが発表されたので、いつも通り紹介していこうと思います。コンペティションリストが更新され次第、当ページも更新していく予定です。
もくじ
Der Boden unter den Füßen
監督:Marie Kreutzer
出演:Valerie Pachner,Pia Hierzegger etc
製作国:オーストリア
ビジネスコンサルタントのローラは利益を最優先にするあまり、私生活を犠牲にしている。しかし、とある悲劇が彼女を過去へと引き戻すという作品。『ありがとう、トニ・エルドマン』を彷彿とさせる作品のようです。
Der Goldene Handschuh
監督:ファティ・アキン
出演:Jonas Dassler, Margarethe Tiesel
製作国:ドイツ
世界三大映画祭で賞を受賞した巨匠ファティ・アキン最新作は1970年代のシリアルキラーを描いた作品です。
Grâce à Dieu
監督:フランソワ・オゾン出演:Melvil Poupaud, Denis Ménochet
製作国:フランス
鬼才フランソワ・オゾンの新作はちょっと落ち着いているようだ。旧友である3人の生き様を交差させることで人生とは何かを見つめ直す話です。
Ich war zuhause, aber
監督アンゲラ・シャーネレク
出演:Maren Eggert, Franz Rogowski etc
製作国:
新ベルリン派の代表的監督としてアテネ・フランセでも紹介されたアンゲラ・シャーネレク監督作。失踪した少年が1週間後に戻ってくるのだが、家族や教師が以前の彼との違和感を感じるという内容です。
Kız Kardeşler
監督:エミン・アルペル
出演:Cemre Ebüzziya, Ece Yüksel
製作国:トルコ
『錯乱』にて東京国際映画祭でも紹介されたトルコの監督エミン・アルペル最新作。アナトリアの貧しい村から3人の少女が裕福な家庭に連れてかれる作品。社会派のベルリン国際映画祭らしい作品です。
Répertoire des villes disparues
監督:ドゥニ・コテ出演:Robert Naylor, Josée Deschênes etc
製作国:カナダ
『ヴィクとフロ、熊に会う』のドゥに・コテ監督作。小さい村で自動車事故が発生するのだが、村人は誰として自動車事故で亡くなったSimon Dubéについて話したがらない。まるでその人がいなかったように村が変わっていく様子を描かれている。
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