ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017)
THE ZOOKEEPER’S WIFE(2017)
監督:ニキ・カーロ
出演:ジェシカ・チャステイン、ダニエル・ブニュールetc
評価:65点
TOHOシネマズフリーパスポート発動中の私はマリオに例えるとスターを取った時の様に無敵モード。連日仕事帰りにねじ込めるなら平気で2本立てをする。さて、昨日『スター・ウォーズ/最後のジェダイ
』の後21:30の回で『ユダヤ人を救った動物園』を観てきた。これはアカン奴だ。劇中しばしばフォースの残像に悩まされながら観た。監督は実写版ディズニー映画『ムーラン』に抜擢されているニキ・カーロ。果たして…
『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』あらすじ
1939年。ポーランド・ワルシャワ。ナチスドイツの侵攻により、ワルシャワのユダヤ人はゲットーに入れられていた。動物園の運営も厳しくなった時、夫から提案が。「動物園をユダヤ人の隠れ家にしよう」。夫は研究者のふりをしてゲットーに潜入し、ユダヤ人をこっそり連れ出す。そして妻は動物園に彼らを隠し、匠にナチスの眼をかいくぐっていた。果たして夫婦はナチスにバレずに終戦を迎えることができるのだろうか?『最後のジェダイ』の後に観てはいけない
結論から言おう。ナチスものの中では可もなく不可もない作品だ。ゲットーからユダヤ人を救出し、動物園に匿うエクストリームミッションを重厚に魅せてくれる。あまりにも危険過ぎるミッション。まず、ゲットーに入るにはナチスの検問を通らなければいけない。出る際にも検問を通る必要がある。しかし、ヤンは白昼堂々正面から突破するのだ。ユダヤ人と一緒に出口に行き、尋問を受けても、「彼は研究者だ。彼の名前も知らないのか。無礼だ。」と逆ギレしながら突破するところは、熱いドラマを感じる。また、動物園サイドでのバレルかバレないかサスペンスも重厚で、非常に良くできている。
また動物と人間の温かい交流シーンは動物好きには堪らない。ウサギ大好きマンである私は、ネザーランドドワーフと少女の交流シーンにぐっときました。
まあ、あとは特に言うことないが、強いて言うならば、吉祥寺のココマルシアター
の主は必ず観た方が良い。今、ゾウのはな子の映画を撮っているようだが、本作のゾウ描写は良い手本になるだろう。
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