アウトワン(1971)
OUT1(1971)
監督:ジャック・リヴェット
出演:ジャン=ピエール・レオー,
ジュリエット・ベルトetc
評価:採点不能
ジャック・リヴェットの伝説の12時間映画「アウトワン」耐久レース最終話です。結局、就活やらなんやらで1年近くかけて最終章まで観ました。最終章は、劇団とインタビュアーの掛け合い。所謂メイキング映像を
メタ的に行っている様子が描かれています。
インタビュアーは劇団の劇について素人な為、あまり理解できていない模様。それを、劇団員がだるそうに答えるというのが最大の見所になっている。正直、ブンブンも12時間の本作を完走したのだが、結構キツかった。
リアルと虚構の狭間を行き来する作品なら、濱口竜介監督の作品の方がまだ面白い。
(特に前編と後編のつなぎの演出が鳥肌級に面白い)
もちろん、ジャック・リヴェットだけあって濱口監督にはない、画面作りの美しさは見事。前半の方にあった、バルザック講義の
シーンやスリのシーンは見応え抜群。
ただ、それだけで終わってしまっているのが哀しいところ。
ってことで、ブンブンには少し苦行な作品でしたm(_ _)m
日本上映決定
アンスティチュフランセ東京で行われているカイエ・ドゥ・シネマ週間2017で今週末4/15(土) 4/16(日)の二日かけて上映されます。
値段は1日券3500円、2日券6000円です。是非驚異の世界を体感してみてください。
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