バーニング・オーシャン(2016)
DEEPWATER HORIZON(2016)
監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ,
カート・ラッセル,
ジョン・マルコヴィッチ,
ケイト・ハドソンetc
評価:80点
卒業旅行のマルタに行く
飛行機の中で
日本公開4月の
「バーニング・オーシャン」を
観ました。
今回のアカデミー賞で
音響編集賞と
視覚効果賞にノミネート。
メキシコ湾原油流出事故の
映画化だが果たして…
「バーニング・オーシャン」あらすじ
2010年4月20日。メキシコ湾の石油採掘施設
ディープウォーター・ホライゾン。
いつものように採掘が
行われようとしていたのだが…
視覚効果賞も納得!
驚異の再現率!
本作は、余計な人間ドラマを
削りに削って、
いかに原油流出事故が
凄惨だったのかを再現した
作品だ。
ユニバーサルスタジオにある
「バックドラフト」という
アトラクションに
乗ったことがあるだろうか?
映画「バックドラフト」の
世界観が体験できる
アトラクションで、
火災現場の臨場感が
凄まじいのだが、
それを体験した
後でもこの
「バーニング・オーシャン」は
「どうやって撮影したの?」
と思う程、ドロドログチャグチャ、
VFXもトンデモない
ことになっているのです!
前半1時間は、
原油採掘管の
いやーなギシギシ音が
ひっきりなしに鳴り、
いつ爆発するか
わからないハラハラ感が
漂う。
そんな状況で、
新たな採掘法の実験が
始まるので本当に
怖くて怖くてたまらない。
そして後半、
ついにディープウォーター・
ホライゾン号が爆発するのだが、
役者が本当に死んでしまう
のでは?と思う程、
セットの中が片っ端から、
原油で吹き飛び、
原油で顔がグチャグチャ
になっていく。
そして、冷静沈着な
クルーも動揺して
動けなくなるほど、
修復不能なまでに
爆発し崩れ去る
ディープウォーター・ホライゾン号
から脱出するのだが、
まるで観客も
ディープウォーター・ホライゾン号
の乗組員のような臨場感が
あって本当に怖い。
あそこまで、
凄惨な状況に陥ると、
他のパニックアクション
映画以上に
救命ボートなんかを
投げるように乱暴に扱う。
人命救助がなんか
言ってられなくて、
自分の命を守るのが
最優先になるのも
無理ないと
痛感させられた。
そんな
「バーニング・オーシャン」
は間違いなく、
大スクリーンで観た方が
良いです。
日本公開は4月。
皆さんも是非、
業火と石油舞い散る
凄惨な事件を体感しに
劇場へ駆けつけてみてください。
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