“Ç”【ネタバレ】パルムドール監督ケン・ローチの作品「天使の分け前」が衝撃的な件

天使の分け前(2012)
The Angels’ Share(2012)

監督:ケン・ローチ
出演:ポール・ブラニンガン,
ジョン・ヘンショウetc

評価:20点

先日、カンヌ国際映画祭で
パルムドールを受賞した
「I,DANIEL BLAKE」。

その監督ケン・ローチの
作品が観たいと思い
TSUTAYAへ…

しかし、ケン・ローチ
って有名な割に、
しっかりと作品を
揃えていない
ケースが多く、
ブンブンの観たかった
「大地と自由」や「リフ・ラフ」
がありませんでしたm(_ _)m

ってことで、スコットウイスキー
にまつわる話「天使の分け前」
を観ました。

「天使の分け前」あらすじ

スコットランドに住む貧しい若者たち。
彼らは、育った環境が悪すぎて
ビールと暴力に溺れていた。
そんな彼らを社会奉仕活動管理人の
ハリーが気にとめる。
趣味のウイスキーの魅力を
教えたところ、若者の
一人に凄い嗅覚を持った人がいて…

えっつえーーーーーーーーーーー!

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本作に出てくる若者はホントウに頭が悪い。
特に、上の写真のハゲは
モナリザも知らないし
線路で酔っ払ってたところを
駅員に「下がってください」と言われ、
こともあろうか、線路の方に下がり
転落するほど言葉のニュアンスもわからない。

そんな彼らにウイスキーの才能を
見出し、更生させる話だと思っていた。

しかし、違った…

途中までは、よくある感動話
同様の「貧しい若者の悲惨さパート」
「更生パート」「事件パート」

定型文にそって物語は綴られる。

しかし、ラストが更生どころか
犯罪を犯しているのだ。

なんと、高級ウイスキーの
オークションに潜入して
ウイスキーを盗もうと
するのだ!

しかし、とある事情で
オークションの闇を知る。
ここでオークションの闇を
告発し正義を貫き
通すのかと思いきや、
盗んだウイスキーを
コレクターに転売するのだ!

それも二束三文の値段で。

「天使の分け前」の意味は、
酒を蒸留させたときに、
樽から年間2%蒸発してしまう。
そのなくなった分をおしゃれに
言っているのだが、
ダブルミーニングでこの
脚本を採用するには
アウトロー過ぎるでしょうww

楽しむ分には面白いのだが、
あまりにミス過ぎる脚本運びに衝撃を
受けたブンブンでしたw

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