“Ç”【悲報】くらら劇場閉館!今は亡き映画館特集

大人気コラムの舞台「くらら劇場」閉館

当ブログで半年以上に渡りBuzzっているカルト記事がある。それは…「くらら劇場」潜入レポートだ!DVD、インターネットの発達で、絶滅危惧種といわれている大人の映画館。

東京には三大大人の映画館として、

・シネロマン池袋
・オークラ劇場(上野)
・くらら劇場(飯田橋)

があり、老若男女の関心に事欠かない存在となっている。しかし、多くは入るのを躊躇し一寸先は闇と化している。中でも、映画館サイトを持たない「くらら劇場」は人々の関心の的になっているとのことなので、昨年の夏休みにダチと挑戦してきたのであります。そんな、「くらら劇場」ですが、なんと!今月5/31(火)に閉館するとのことです!

近年、東日本大震災や熊本地震で建物の老朽化に国や自治体の厳しい目が光っている。シネコン、ネット、DVDと様々な時代に抗ってきた「くらら劇場」ですが、老朽化には勝てませんでしたm(_ _)mブンブン、映画歴8年ですが今までに多くの映画館の閉館を目の当たりにしてきた。やはり、映画館の終わりは切ないもの。「ニュー・シネマ・パラダイス」さながらの哀しみに暮れるものです。

今回、閉館「くらら劇場」に合わせ、今は亡き映画館を紹介していくぞ!

No.1:シネパトス
(1988年7月~2013年3月31日)

銀座にあったインディーズ系映画や旧作を上映していた映画館。何故か建物の設計上、電車の音が劇場内にまで響き渡る仕様が特徴的。昭和天皇の映画ってことで上映が危ぶまれたソクーロフの「太陽」を上映した数少ない映画館である。

地下街の耐震性の問題で閉館。閉館に伴いファンムービー「インターミッション」を作りクロージングとした。(しかし、この「インターミッション」が内輪過ぎて、当時思い入れのなかったブンブンにはきつい映画でしたw)

シネパトス4

No.2:吉祥寺バウスシアター
(1984年3月~2014年6月10日)

「爆音映画祭」のメッカとして有名だった映画館。ブンブン高校時代に行きたくてしょうがなかったのだが、レイトショーだったり、そもそも上野から遠かったりと難航。結局最後まで爆音映画祭は堪能できなかった。そんなバウスシアターの偉業はカルト映画「ウィズネイルと僕」
良さをいち早く気づき上映したことである。

ブンブンは、高校卒業前に「ふがいない僕は空を見た」。卒業後に「ブリングリング

」を観ました。

No.3:浅草中映劇場
(1944年3月13日~2013年2月15日)

浅草中映劇場は、数少ないフィルム上映映画館として有名でした。と同時に、競馬場が目の前にあるためか柄の悪い客で賑わっている物騒な映画館としても有名だ。

↑町山さん、当時の様子をこう語る。そして、物騒な客も虜にした「新・座頭市物語 折れた杖」の凄さも分かるリポートだ。

ブンブンが毎年参加する「したまちコメディ映画祭」では、中映担当者選びで毎回苦労してましたw毎年警察沙汰になるので大変でしたよw

ちなみに、そんな中映劇場の映写室に映画祭期間中入らせていただき、写真を撮らせてくれました。ホントウに「ニュー・シネマ・パラダイス」の少年のような心持ちでしたよ!今年の1月に渋谷にあった「シネマライズ」が閉館。2018年には、ブンブンの昔働いていたTOHOシネマズシャンテが閉館するようです。ミニシアターの閉館は悲しいものです。シャンテの閉館はなくなりました。

「くらら劇場」も思い出深い劇場だけに寂しくなりましたm(_ _)m

以上、今は亡き映画館特集でした。

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