“Ç”SW公開間際予習②「スター・ウォーズ エピソードⅤ/帝国の逆襲」

スター・ウォーズ エピソードⅤ/帝国の逆襲
(STAR WARS EPISODE V:THE EMPIRE STRIKES BACK)

starwarsⅤ

監督:アーヴィン・カーシュナー
出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー

評価:75点

スター・ウォーズもうすぐ公開ですね~
ブンブンも公開に合わせ
論文を書きながらも刹那の時間を縫って
小学生以来のウォッチングライフを送っている。

さて、今回はダース・ベイダーの正体が
分かるエピソードⅤだぞ~
前作に対して、非常に暗く
地味な展開が多いのだが
本当に凄い作品である。

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C-3PO

帝国の逆襲のあらすじ

スターウォーズ

前作でレイア姫を取り逃したダース・ベイダーは
反撃に移る。氷の惑星ホスの反乱軍基地も狙われ
執拗な攻撃により破壊されてしまう。
命からがら逃げ出したハンソロ一味は
クラウド・シティへ、
一方ルークは一味から離れ、
亡きオビ=ワン・ケノービのお告げに
あった沼の惑星ダゴバへ不時着する…

絶望激しいオデュッセイアもの

スター・ウォーズが愛される訳、
それは数千年も語り継がれており
ありとあらゆる話の下地にも使われている
ギリシャ文学が使われているからであろう。

特に本作は、絶望からの生還もの
オデュッセイアの絶望部分を
全面に押し出し、エピソードⅥで
カタルシスを生ませようという
算段で作られていると考えられる。

冒頭から反乱軍の逆襲から始まる。
映画初心者だった小学生時代、
てっきり前作同様勝利するのか
と思いきやほとんど敗北同然に
なる。ミレミアム・ファルコン号は
巨大生物に食べられそうになったり、
亡命先で、裏切りによりダース・ベイダー
に囚われ終わる。

一方、ルークは沼の陰惨とした惑星で
ヨーダとスピリチュアルで地味な
修行を受ける。
そして、ダース・ベイダーと対峙した時、
オイディプス王さながらの衝撃が走る。
「No. I am your father.」と。
どんだけ絶望の淵に追いやるのかと
思う程シリーズ最凶の陰惨さだ。

しかしながら、今観ると
凄い色んな作品に影響を
与えていることが分かる。

例えば、「るろうに剣心/伝説の最期編」
の福山雅治と佐藤健の修行シーンは
ヨーダのシーンそっくりである。

伝説のネタバレ防止シーン

そして本作最大の見せ場は
ダース・ベイダーが正体を明かすシーン。
タランティーノの新作がネタバレしそううに
なって頓挫しかけたのもそうだが、
どんな作品もどんなに厳重に秘密
にしようと漏れてしまうのだが、
本作は「Obi-wan killed your father!
(オビ=ワンがおまえの父親を殺した)」と
いう台詞で事前に収録しておき、
後に「No. I am your father.
(違う。私がお前の父親だ。)」
とアフレコで
入れたとのこと。
本当に凄いな~

「スター・ウォーズ エピソードⅣ」レビュー


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