ヴェネチア国際映画祭2015のシーズン到来!
気がつけば夏休みも中盤にさしかかっていますね~
そして、ふと予定をみるとヴェネチア国際映画祭
Mostra Internazionale d’Arte Cinematografica
の開催が迫っているではないか!
今年で72回目を迎えるヴェネチア映画祭は
9/2~9/12まで開催されますぞー
もくじ
ブンブンの注目作品
今年は日本勢皆無なため、
ネットニュースやテレビで
全く報道されてないので、
ブンブン、映画祭公式サイトに
行ってラインナップ調べてきたぜ!
去年が「バードマン」「野火」
「ルック・オブ・サイレンス」と強豪揃い
だったのに対し、今年はちょっと地味めかなー
ってことで、紹介するぜ!
(ちなみに、写真は公式サイトより引用)
REMEMBER
監督:アトム・エゴヤン
出演:クリストファー・プラマー、ディーン・ノリスetc
日本では10月に公開される「白い沈黙」の
アトム・エゴヤン最新作。
ナチスに殺された家族のために復讐する
じじいを描いたサスペンスです。
主演はアカデミー賞演技部門で最高齢受賞を
果たした「人生はビギナーズ」のクリストファー・プラマー。
サスペンスが十八番のエゴヤン作品だけに気になります。
RABIN, THE LAST DAY
監督:アモス・ギタイ
出演:Ischac Hiskiya, Pini Mitelman etc
日本ではフィルメックスやアテネフランセ等の
特別なイベントぐらいでしかお目にかかれないが、
海外では3大映画祭の常連として人気のある
イスラエルの巨匠アモス・ギタイ最新作。
ノーベル平和賞を受賞した
イツハク・ラビンがパレスチナと平和関係を
築こうと頑張る話だそうです。
ガチなイスラエルの人が描く作品故に、
非常に重厚なドラマが繰り広げられそうだ。
THE DANISH GIRL
監督:トム・フーパー
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィカンダーetc
「英国王のスピーチ」「レ・ミゼラブル」の
トム・フーパー監督、ヴェネチアに進撃!
主演は「博士と彼女のセオリー」の
エディ・レッドメン。
20世紀初頭にデンマークのアール・デコ
職人かつ世界初の性的適合手術を
施したゲルタ・ヴェゲナーの
数奇な人生を描く話。
名前も、リリー・エルベに変えアイデンティティも
変化する難しい演技をエディ・レッドメインは
どう演じるかが見物である。
来年のアカデミー賞戦に食い込みそうなやな。
歴史劇の装飾に拘るトム・フーパー
作品。彼の描くアール・デコの世界
気になるぜ~
ANOMALISA
監督:チャーリー・カウフマン、デューク・ジョンソン
出演:ジェニファー・ジェイソン・レイ、トム・ノーナンetc
ミシェル・ゴンドリーやスパイク・ジョーンズの専属
脚本家であるチャーリー・カウフマンが
「脳内ニューヨーク」以来7年ぶりに撮った作品。
しかもアニメーション初挑戦だ!
とある旅行者が魔法で他人の人生を変えられるのだが、
変えるごとに自分の何かを失っていく寓話とのこと。
なんだか、アンパンマンの顔を分け与え過ぎて
何も残らなくなるイメージがブンブンの頭に浮かんだぞw
11 MINUT
監督:イエジー・スコリモフスキー
出演:リチャード・ドーメル、ポーリナ・シャプコetc
今年で77歳を迎える
世界3大映画祭を制覇した巨匠
イエジー・スコリモフスキーが
放つスリラー。
ある11分の中で起こる、
若造、老人、富豪、貧民の物語
を描いた群像劇とのこと。
それにしても、三大映画祭を制した
巨匠なのに、「マーズ・アタック!」
や「アベンジャーズ」に役者として
出演しているからスコリモフスキ
すげーな~
FRANCOFONIA
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
出演:Louis-Do de Lencquesaing, Benjamin Utzerath
ヴェネチアで金獅子賞を受賞したことのある
ロシアの巨匠ソクーロフの十八番戦争もの。
サイトのあらすじの所にはストーリーらしき
ものは書いておらず意味深な言葉が綴られている。
ルーブル美術館と戦争をどう絡めていくのか?
またソクーロフは映画というアートで
いかにアーティスティック且つ戦争の悲惨さを
描くかに特化しているようなので
気になりますな~
→NEXT:新鋭監督作品の注目作
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