ミッション:インポッシブル
ローグ・ネイション
もくじ
MISSION:IMPOSSIBLE-ROGUE NATION
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、サイモン・ペッグ、
レベッカ・ファーガソンetc
評価:70点
今、TOHOシネマズで観られる熱い作品
「ミッション:インポ」を観てきたぞ!
トムさんのアレがね…って話ではなく、
まじめに「ローグ・ネイション(ならず者国家)」
と戦うスパイ大作戦シリーズ5弾を
ダチとウキウキウォッチングなり!
アメリカのジャッキー・チェンが飛行機に!!
毎度、トムさんは自ら危険なスタントをこなすことで有名だ。
前作「ゴースト・プロトコル」ではドバイにある
高層ビル、ブルジュ・ハリファをよじ登っていた。
(ブルジュ・ハリファへ行くツアーはこちら!
)
今回は予告編でお馴染み、飛行機にしがみついて
ロシア製有毒ガス運送を阻止しようとしたり、
水中にあるセキュリティに潜入したりと
激しいです!
但し、あまり予告編を観ないで行った方がいいかも。
何でかというと、前作よりかは
予告編でネタバレしすぎってか、
あれ以上の凄い描写、アクションがないのだ(汗
それは宣伝の人が悪いのだが、
アクションに期待しすぎると意外と
肩すかしを食う内容になっている。
(確かに、予告編で魅せてない
デカいアクションシーンはあるんだけれども…)
原因は壮大過ぎた??
確かに、飛行機でのアクションや
水中での闘いは圧巻!
トム・クルーズかっこいいし、
何よりもトムさんがいつも通り
ヘッドハンティングして連れてきた
ニューフェイス、レベッカ・ファーガソン
の演技、アクションがテクニシャンで
キレッキレだ。
しかし、どうも物足りない。
恐らく、動かしている人の位置が
遠すぎたからだろう。
「ゴースト・プロトコル」では、
予告編でブルジュ・ハリファを
登るところは分かっていたが面白かった。
情報解析チームや女スパイ、敵が
全部ブルジュ・ハリファ内で
暗躍しており、密室としての
緊迫感があったから面白かったと思う。
しかし今回、冒頭の飛行機シーンは、
どっかの飛行場とフィリピンと、
どこか分からない作戦本部、
あとサイモン・ペッグが扉を開けようと
ハッキングする草むらと
密室感ゼロ。
みんな超遠隔操作で作戦を敢行しているのだ。
「ミッション:インポッシブル」シリーズの
魅力は、やはり狭い空間での連係プレイ
が大切なので、一番の見せ場がこうなのは
残念でした。また、毎回恒例のカフェや
街中といった狭い空間での銃撃戦
シーンがワチャワチャしすぎて、
アクションがわかりにくかったのも
がっかりポイントだ。その代わり、
水中でのミッションと予告編外の重要な
見せ場は、密室空間内のサスペンスの描き方が
上手くハラハラどきどきし、
やはり安定のMIシリーズでしたね~
レベッカ・ファーガソンの演技が上手い!
そして、今回トム・クルーズが発掘した
スウェーデンの女優レベッカ・ファーガソンの
演技がメチャクチャ上手い!
スウェーデンやイギリスのドラマ出身の女優で、
つい最近ドウェイン・ジョンソン主演の映画「ヘラクレス
」
に出演しハリウッドデビューしたばかりの
新鋭だ!
なのに、このロシア女スパイっぽい冷酷な目力
凄すぎです。「ローグ・ネイション」ではトムさんを
喰う勢いの存在感で、敵か味方かわからない
二重スパイを好演している。
アクションも派手で、足は上がるは、銃の撃ち方は
クールだわとトムさん以上に惚れます。
そんなアクションスター二人の脇で、
ちょこまか動くサイモン・ペッグのかわいらしさが
また良いアクセントになっている。
やっぱり、アクションこそ「ゴースト・プロトコル」
には劣るものの、もはやビッグタイトルに
なりすぎてコントな演出
と強い女性が観られるので、
アクション映画好き、シリーズのファン
大満足の作品と言えよう。
それに、中国資本で作られているにも
関わらず、違和感ありありな中国の広告描写が
皆無だったのも嬉しいところである。
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