”Ç”映画産業の取り組み特集

日本の映画料金は高い

10898296_744606178956436_8594668547803380323_n

確かに、日本の映画料金は非常に高価である。
私が2012年、フランスに行った時、
学生の映画料金が4.90€(当時のレートで約470円)。
それもmk2という大きな映画館ならではの
料金ではなく、他の劇場も学生に対して、
そのような価格設定がなされていることを
映画ライターである林瑞絵から伺った。
さらに、SAフランスに行った先輩からも映画料金は
日本円で千円を確実に切っているとの話を伺った。

映画創世記の映画産業

人々は何故、映画を映画館で観なくなったのか?
石原プロモーションが、映画館で映画を
観てほしいという願望より今までビデオ、
DVD化されていなかった『黒部の太陽』も
2013年にはDVDレンタル化されてしまった。
では、どのように対策すれば映画館ビジネスは存続できるのだろうか?
その謎をひもとく鍵は映画創世記にある。
1895年
フランスのリュミエール兄弟が
撮影機と映写機、
そして現像機を一つにまとめたシネマトグラフ
を発表し、
映画の歴史は始まった。
創世記の映画は主にドキュメンタリーであり、
リヨンにある工場から出てくる人々を撮った
工場の出口

』や
シオタ駅に列車が到着の様子を捉えた
列車の到着

』などが撮影された。
映画には当時のメディアの代表格である
新聞」とは異なり、
人が動くことによる躍動感、臨場感があるため、
1910年にフランスのパテ社がニュース映画を
発表するようになり人々の間でブームとなった。
現在、映画館では本編上映前に近日公開の
映画告知やコマーシャルを上映しているが1950年代、
テレビが普及するまでは前座としてニュースを放映していたのである。


→NEXT:スマホ時代の影響


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です