スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!
The Spongebob Movie:Sponge Out of Wate
監督:ポール・ティビット
出演:トム・ケニー、アントニオ・バンデラスetc
アメリカのアニメって甘っちょろい
イメージが強いが、時折ドラッグを
入れた状態で作ったような
ぶっ飛んだ描写が紛れ込む
作品が紛れ込む。
昨年の「LEGO(R)ムービー」の
トリップシーンや、
実写版「スクービードゥー」などが
あげられる。
今回観た、2Dと3Dが融合した
チェコアニメか!と言いたくなる
この不気味な映画、ブンブンが尊敬する
映画評論家・前田有一曰く、
ドラッグをキメた人が作ったような
ハイテンションな映画で
到底子どもには観せられない
という(詳細はココ
から)。
そんな映画を月曜
早朝のTOHOシネマズ錦糸町で
観てきたぞ。
客は、同業者と思われる人二人と
子連れ一組計5人しかいませんでしたw
脳味噌トロリンチョ
…なんか、脳味噌がスポンジボブみたいに
わたあめになっていく想像以上に身の危険を
感じる作品でした。
冒頭から、○ャック・スパロウを思わせる
「デスペラード」の面影もないバンデラス様が
うきうきで、お宝を略奪するところから始まる。
間抜けすぎるのに、上手くいくって
「インヒアレント・ヴァイス」か!と思うほどに酷い。
もちろん、褒め言葉だ。
そして、いつの間にかスポンジ・ボブの世界に…
スポンジボブが働く店のバーガーレシピが
盗まれ、住民が飢餓状態になり「マッド・マックス」
の世界になる…なんたる世紀末か!
んで、とあるマシンでトリップするのだが、
別次元のトリップを思わせる描写。
前田有一が見応えあると言ってが、
コレを観るだけに映画館に足を運ぶ
価値があるほどにぶっ飛んでいる。
んでスポンジボブの絵のタッチが、
チェコ映画っぽい動きのする粘土アニメ
や切り貼りアニメと融合し始めたり、
ついには3Dになったりと
過去のドラッグ映画を超越する
破壊的な展開に唖然とする。
後ろの少女はどういう
心持ちで観たのだろう?
毒々しいミュージカル
尚、この問題作はこともあろうか
○ィズニーに対抗してなのか
ミュージカル形式になっている。
TOHOシネマズでは日本語吹き替えしか
上映していない模様故に、
英語版はYoutubeで聴く必要が
あるが、どちらにせよゲイゲイしい。
教育的なメッセージを伝えては
いるのだが、同性愛が夢の世界に
トリップした状態で歌って
いるようにしか見えない為
身の危険を感じてくる。
断言する、
この作品は子どもには魅せてはまずい。
「サウス・パーク」や「ザ・シンプソンズ」
みたいに汚い単語はあやど使われてない
良心設計だが油断すると、子どもの
成長に悪影響をもたらしそうだ。
オトナが観ても、数時間はトリップ状態が
解けず頭がぼぅとしてしまう。
でも、ドラッグを使わずにドラッグ気分を
味わいたいのであればコレは
至高の劇物と言えよう。
「スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!」予告編
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