映画 ビリギャル
学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて
慶応大学に現役合格した話
監督:土井裕泰
出演:有村架純、伊藤淳史、野村周平etc
みなさん、憶えていますでしょうか?
「もし高校野球の女子マネージャーが
ドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の
劇場版。
あの『マネジメント』を、
いかに面白く読むかを解説している
ビジネス書なのに、
何を血迷ったのか、ただの「野球ドラマ」
しかも主人公が使えないマネージャー過ぎて
げんなり、人生のワースト映画になってしまった。
サクセスストーリーだが教育書の映画化
さて今回紹介する「ビリギャル」は、
一見ギャルのサクセスストーリーに見えるが、
原作は立派な教育書。
教職の授業で扱ってもおかしくないほど、
人を軌道に乗せる方法が沢山載っている話だ。
故に映画化する際は、そこをキチンと
描く必要がある。
それを、この作品はキチンと映像化していたので
第一の壁を突破している。
この時点で、「もしドラ」の10倍GOOD!
しかも唯々、原作のネタを台詞で語らせるのではなく、
映像だけで魅せる。
例えば、家の壁にポストイットかなんかに書いた
単語を貼り付ける方法を台詞では演出せずに
映像で表現しているところもグッドだ。
ただし、伊藤淳史の演技
有村架純の「ストロボ・エッジ」で魅せた
可愛さと再会できて、ブンブン一本満足
なんだが、伊藤淳史の演技が鼻についたのが少し残念。
まるで、宗教団体のような胡散臭さ。
実話も、いきなりギャルに目標を慶応にすると
言い始め、端から見れば頭おかしい、
授業料目当ての危ない人に見えるのだが、
さすがに伊藤淳史の演技はやりすぎだ。
教祖の方が似合ってますww
おかしいな~
あの人いつも演技上手い筈なんだけどな~残念(^^;)
勉強に対するモチベ高まる
ただ、もし身の回りに受験を控えた人がいるなら、
教育実習に行くなら、そして勉強頑張りたいなら
この映画を絶対観るべし!
教育者的観点で見ると、いかに生徒の興味から
勉強に持って行くかの会話術を学べる。
そして、勉強者の目線で観ると、
段々テストの点が上がっていく展開に
気分高揚、やる気がみなぎってくるであろう。
有村架純もかわいいし、
「もしドラ」の1000倍素敵な作品と言えよう。
「映画 ビリギャル」予告編
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