“Ç”じじいの討ち入り「龍三と七人の子分たち」

TOHOシネマズ新宿でヤクザ映画「龍三と七人の子分たち」

午前8時の新宿歌舞伎町は、
ゲロとゴミとヤクザの荒廃とした場所。

また、TOHOシネマズ新宿に来てしまいました。
本当に、メチャクチャ物騒な場所にあります
この映画館はww

そんな、歌舞伎町を代表とするTOHOシネマズ新宿で
ヤクザ映画「龍三と七人の子分たち」を観てきました!!
「セッション」や「ワイルドスピード」に追いやられ、
86席しかないスクリーン1で鑑賞。
座席は、段差が大きい上に通路側が結構
画面の真ん中付近に配置されているため、
通路側の席でも観やすかったです。
H-1はオススメですよ~

龍三と七人の子分たち

龍三と七人の子分たち

監督:北野武
出演:藤竜也、ビートたけし、品川徹etc…
TOHOシネマズ新宿

閑話休題、今回のたけし映画は「監督・ばんざい!」
みたいな、露骨におふざけ感出してくる作品だ。

あの「愛のコリーダ」の藤竜也が、暇つぶしに暴力団を
作るっていう、しかもタイトルが「龍三と七人の子分たち」
って白雪姫もビックリなトンデモ企画映画だ。

でも…正直に言おう「監督・ばんざい!」より
遥かに爆笑、大満足できる作品だぞ!

確かに、ストーリーの粗は激しいが、
老いぼれ家族からあしらわれた老人が
オレオレ詐欺に逆襲する。
しかも、さりげなく人間関係が伏線として
使われるところ、よくある映画に見えて
武にしか撮れない新鮮さがある。

特にブンブンが驚いたのが、
居酒屋でのシーン。
8人のヤクザが意見を言うシーン。
普通だったら、座っているヤクザにそれぞれ
カメラを向けて意見を言わせるのだが、
何故か武はカメラを固定させ、ヤクザを
カメラの前に交互に出現させ語らせているのだ。

この手法を使うと、
独特な間の抜けた雰囲気が生まれる。
流石、遊び心を忘れていないなーと感心した。

タケシのギャグ

この作品はあまりギャグを語ると
楽しめなくなってしまうから、
語りたくても語れないのだが、
武映画定番のヤクザ映画の
ハードでブラック過ぎるギャグを
しょうもないネタでポップに仕上げているのが
特徴だ。

やけに、おならギャグを入れたり、
バスジャックで大味な破壊ギャグを
入れているおかげで、
目を覆うようなヴァイオレンスシーンが
観やすくなっている。

だから、デートで観るのはあまり
オススメしないが、
友達と気軽に観に行ける作品と言えよう。

是非、歌舞伎町のヤクザな雰囲気の中で
コイツを観ることをすすめる。
「龍三と七人の子分たち」予告編


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