Bunkamura ザ・ミュージアムで華麗なるボッティチェリを
春になると無性に美術館に行きたくなるものだ。
ブンブンは春学期の授業で「美術」の授業を
履修しているのだが、毎回授業内レポートで
お絵かき課題が課される。
お絵かきをしてると、もっとアートに
触れたくなるものだ。
渋谷Bunkamuraに行ってみた
ってことで、東急デパート内にある
Bunkamura ザ・ミュージアムに来ました。
ここでは、定期的に企画展が開催されており、
以前、レオ・レオニ展を観に来たことがある。
今回は、イタリア・フィレンツェを代表とする
芸術家ボッティチェリの遺した作品と
ルネサンスをテーマにした企画展
「ボッティチェリとルネサンス
フィレンツェの富と美」が開催してましたよー
ボッティチェリとは?
ボッティチェリとは実はあだ名で、
「小さな樽」という意味だそう。
要するに、「チビデブ」ってあだ名で
呼ばれているにも関わらず巨匠という
異色の芸術家である。
本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・
フィリペーピであり、不遇なあだ名に反し、
あのルネサンス期最大の財閥メディチ家の
パトロンとして仕えていた。
そんな彼の作品は、宗教画なんだけれど
リアリティのある背景に
人間の肉体の柔らかさを温もりある
温かさで表現。
でも、宗教画独特の浮遊感も演出する
作非違が特徴的。
特に、今回の企画展での目玉「受胎告知」
では建物の遠近感が素晴らしく、
巨大な絵画の前で行ったり来たり
近くから見たり遠くから見たりすると、
その都度絵が動いているように見える
不思議な体験ができる。
そして、左の天使が光線を放っているのを
見ると、「ああ、これは宗教画」なんだなと
我に返る。
美しい曲線美と共に、
見応えある空間がそこにあった。
ルネサンスの技術力
この展示では、ボッティチェリの
作品群だけではなく、
ルネサンス期の高い技術力も
知ることができる。
例えば、精密に主さを図り作られた
黄金のコイン、
3つ同時に施錠しないと開けられない
宝箱。世界史真面目に習ったことのない
ブンブンでもルネサンス期の
技術力に感動したぞ!
みなさんも清々しい春に
美術展に行ってみてはいかがでしょうか?
「ボッティチェリとルネサンス」サイト
企画展詳細
一般当日:1500円
大学・高校生当日:1000円
中学・小学生当日:700円
開催期間:2015.3.21(土)~2015.6.28(日)
入場時間:10~19時(入館は18時半まで)
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