JIMI:栄光への軌跡(JIMI:ALL IS MY SIDE)
監督:ジョン・リドリー
出演:アンドレ・ベンジャミン、イモージェン・プーツetc
ジミ・ヘンドリックスと言えば、
「PURPLE HAZE」や1969年のウッドストックのトリとして
魅せたアメリカ国歌の破壊的な演奏が思い浮かぶが、
この「JIMI:栄光への軌跡」はなんと
ヘンドリックス初心者が知ってるであろう曲を一切使わない異色な伝記映画だ。
ジミヘンが鬼才から天才になるまで
ジミ・ヘンドリックスがローリングストーンズの
キース・リチャーズの恋人に発掘され、
音楽プロデューサーであるチャス・チャンドラーと
激突しながらアメリカでスターになるまでを描いている。
ジミヘン上級者ガイド
この作品は、「アンヴィル」に近いドキュメンタリーテイストの映画だ。
観客は、ジミヘンが素晴らしい音楽を作り、
偉大だと知っているが、
これはジミヘンが「ただの鬼才」から天才になるまで。
イギリスではスターなんだけれど、
本国アメリカではスターじゃない微妙な時期の彼を追う作品。
ボブ・ディランの「ALL ALONG THE WATCHTOWER」のカバーすらやらず、
ひたすらに彼の苦悩の時期を描いている。
だから、ちょっとジミヘンが好きなレベルで観るとかなり疲れる、
辛いところがある作品だが、
待って、待って、ようやく魅せるジミヘンの「音楽」は感動もの!
これぞ!ジミヘン!ジャズい感じがクール過ぎます♡
また、劇中にポール・マッカートニー、
キース・リチャーズ、エリック・クラプトンと
著名人が沢山出てくるが、みんな雰囲気似ていて凄い(^O^)
当時の時代感も出ていてリアルだ!
ウッドストックまで、彼の死こそ描かれてないが1960年代の音楽好き、
ジミヘンファン必見の作品。スバル座のレトロな雰囲気と合いますぞー
P.S.なんか、ヘンテコなこいつらの新作の予告編
にもジミヘン
の曲が使われているぞww
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