“Ç”銀世界の誘拐事件「白い沈黙」日本10月公開

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白い沈黙(THE CAPTIVE)

監督:アトム・エゴヤン
出演:ライアン・レイノルズ、
ロザリオ・ドーソンetc

フランスでは、
今1/7に発生した
「シャルリー・エブド」
に対するテロによる
暴動やデモが熱い!

日本ではあり得ない程の
フットワークでフランス人は
デモやヘイト活動を行うので、
この映画を観た1/9には
街中「シャルリー・エブド」
の風刺画や「我らはシャルリー」
と書かれた張り紙が貼ってあった。
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まさかの、映画の予告編構成も
間に「私たちは
シャルリー・エブドを支持します」
広告が流され、アンジェに
住んでいるイスラム系の人が
可哀想だ。確かに日本みたいに、
デモ頑張っても国を変えられない
絶望はないところは褒めるべきだが、
下手するとユダヤ人迫害みたいに
なるぞ(汗

さて、お待ちかねの本題。
2014年カンヌ映画祭コンペものも、
残すところあと5作品!
長かった(^^)

そんな5作品の一つ。
「クロエ」で香水の「クロエ」
みたいな透明感を出したサスペンス
を手がけたエジプト出身カナダ在住
のアトム・エゴヤン最新作を観てきた。

予告編観る限り面白そうなのだが、
カンヌ評判がすこぶる悪い
嫌な予感は的中!

自己2014年カンヌもの
「ホームズマン」を軽々
超えワースト真っしぐらである~_~;

一応予告編最後に載せますが、
観る予定ある人は絶対観ない
方がいいぞ!

ネタバレ全開というか、
作品の意図の食い違い半端ない。
正直、予告編以上のことは
起きません…

予告編だと、「少女誘拐犯は
誰だ?」ミステリーに見えるが、
実際は開始5分でチョー間抜けな
犯人が現れます。

では、サスペンスなのか?
確かに、「甘い鞭」や
「オールドボーイ」的
監禁カットバック演出が
施されている。

監禁部屋に、自宅に設置された
隠しカメラからの映像が流され、
少女は両親の行動を知りながら
大人になるエグい設定も
中々だ。

しかし、8年監禁された女感が
全くない。「甘い鞭」のように
SやMに目覚めるか、
感情を失うべきなのに、
まるで監禁数日感否めない
感情表現。

しかも、警察もフォトショ
いじってないで早よ捕まえろよと
マジで苛立ってきます。

普通、雪中で誘拐したら、
足跡や車の車輪跡、服の
毛みたいなのが必ず
発見されるはず。

なのに、一切ない。
かと言って、どうやって
誘拐したか、8年間
犯人は何をしたかと
言った描写すらない。

8年後に突如浮上する
手がかりに深みを与えるには
絶対必要な描写なのに
ないとか、かなり酷いぞw

音楽やカーチェイスシーンの
演出が良かったのが救い。
もし、これまでも酷かったら…
(察して下さいw)
※日本では2015年10月にTOHOシネマズ シャンテほか
全国ロードショー


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