監督:ジャン=リュック・ゴダール
主演:アンナ・カリーナ、ダニエル・ジラールetc
ゴダールと言えば「勝手にしやがれ」、「気狂いピエロ」を想像するかもしれないが、アメリカではこの作品も有名でカルト映画になっている。
原題のbande à part はタランティーノ主宰の映像制作会社バンド・アパートの由来で、この映画のファンである彼は「パルプ・フィクション」で随所にオマージュを捧げている。
この作品の魅力は何と言っても映像のクールさにある。カルト映画に認定された決定的シーンである、3人によるダンス。そして、いきなり「1分間無音にしようぜ」と男が言ったとたん音が映画から消えるギャグ。
何よりもチェ・ブンブンが圧倒されたのは、銃を撃っても死なない男のシーン。まるでゾンビみたいだが、クール!
「パルプ・フィクション」の銃を撃っても死なない殺し屋はもろこの作品の影響を受けているのだが、確かにオマージュしたくなるシーンであった。
実際、僕は「勝手にしやがれ」よりも「気狂いピエロ」よりもこの映画に魅せられ、ゴダール嫌いを克服できました。
残念ながら、TSUTAYAだと渋谷店にVHSしかない状況だが、入門として観るのをオススメします(≧∇≦)
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