監督:ジャック・リヴェット
出演:ミシェル・ピコリ、エマニュエル・ベアールetc
漢字が難しいねw
「いさかいめ」って読むのだが、普通に読んだら
「いさかいおんな」、居酒屋の女将みたいですなw
そんな話はさておき、この映画4時間もするんだ。
しかも、大半がおっさんとモデルが向かい合っているだけ
という異色作。でも味があるんだ。
美しい女に出会った画家のおっさんが、
自分が諦めていた作品「美しき諍い女」を制作しようと思い立ち、
その女と向き合う生活を始めるというのがアウトライン。
この映画の凄いところは、最初1時間とラスト1時間で
おっさんの作風ががらりと変わるところ。
観ている者をハラハラさせる雑なタッチでスケッチを描く前半。
長時間にわたりモデルを拘束するからモデルも怒り出す。
しかし、次第におっさんの気持ちに入り込んでくモデル。
ヌードになりパッション込めておっさんに迫るのだ。
一時期何も描けなくなるおっさん。それを励ますヌードモデル。
この葛藤からの脱出の気持ちを観客に分からせるためには
確かに4時間必要だなと思った。
長い長い戦いを見終えた観客もある種の感動を得られるであろう。
しかし、フランス語リスニング素材として使うには厳しいぞ。
メッチャ聴き取り辛かったm(_ _)m
コメントを残す