【ブンブンシネマランキング2021】ワースト1位はあの映画制作映画…私は悲しいよ
【ブンブンシネマランキング2021】ワースト部門 あけましておめでとうございます。 皆さんにとって2021年はどんな年になったでしょうか? 私は、なかなか激しい1年でした。さて、毎年恒例ですがワーストの映画について語って…
【ブンブンシネマランキング2021】ワースト部門 あけましておめでとうございます。 皆さんにとって2021年はどんな年になったでしょうか? 私は、なかなか激しい1年でした。さて、毎年恒例ですがワーストの映画について語って…
学校で音楽を教えるジョー・ガードナー。生徒は協調性ゼロで耳苦しい不協和音が響き渡る。彼はトロンボーン使いのコニーを指差す。くすんだ金属の色合いのリアルさに身を乗り出す。そしてジョー・ガードナーはジャズクラブに行くのだが、これが凄まじい。仄暗い空間の中で、彼の憧れのミュージシャン・ドロシアのサクソフォーンがキラリと光る。陰影礼讃の極みに圧倒される。街に出れば、消防車が現実と寸分違わないリアルさで突っ込んでくる。リュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』を公開当時初めて目の当たりにした観客さながらの衝撃は魂の世界の前衛的ヴィジュアルとの融合により観る者を飲み込む。