ジョアシャン・ガッティ(2009)
Joachim Gatti, variation de lumière
監督:ジャン=マリー・ストローブ
評価:60点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
ストローブ=ユイレDVDBOXで短編『ジョアシャン・ガッティ』を観た。
『ジョアシャン・ガッティ』あらすじ
In his one-minute film, Jean-Marie Straub presents a photograph of a young man – before a violent incident, unharmed – and accompanies it with the narration of a text by Jean-Jacques Rousseau.
訳:ジャン=マリー・ストラウブは、この1分間の映画で、暴力事件に巻き込まれる前の無傷の若い男性の写真を提示し、それにジャン=ジャック・ルソーの文章のナレーションを添えている。
3つの過去が揺蕩う
ストローブ=ユイレ短編。こういう作品を観ると過去の時制が多様なフランス語圏の映画だなと思う。本作は2分、フィックスのイメージに3つの過去が存在する。
・事件以前の被害者の写真が撮られた時点
・本作が撮られた時点
・ルソーのテクストが読み上げられた時点
映画とはひとつのイメージに複数の過去が層を成すことで構成される。我々は統合された過去を現在として受容する。それが映画鑑賞であるとした上で、ストローブ=ユイレは凄惨な事件を記憶する場として映画ができることを模索している。










