【特集:アンパンマン】『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』冒険活劇アンパンマン

それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙(1989)

監督:永丘昭典

評価:80点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

アンパンマン映画記念すべき1作目『キラキラ星の涙』。本作は冒険活劇となっており、他の作品に比べるとボスの扱いがどれも重かった。

『それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙』あらすじ

やなせたかしの絵本を原作とするテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の劇場版第1作。パトロール中に嵐に巻き込まれたアンパンマンは、落下しそうになったところを宇宙船に助けられる。しかし、その宇宙船も稲妻に打たれて墜落してしまい、今度はアンパンマンが乗組員のマルデ・ヘンダーを救出。ナンダ・ナンダー姫と一緒にキラキラ星からやって来たというマルデ・ヘンダーは、ドロンコ魔王に奪われた宝石「キラキラの涙」を探していた。

※映画.comより引用

冒険活劇アンパンマン

すなおとこの場合『虹のピラミッド』で単体のボスとして登場するのだが、氷の女王は単体回があってもいいほどヴィランとして魅力的だ。なんでも氷に閉じ込めコレクションする女王。アンパンマンたちはキラキラ星の涙が紛れ込んでいるのではと調査を始めるのだが、彼女の逆鱗に触れてしまい戦闘となる。氷を操り、アンパンマンたちを封じ込めていく中、ジャムおじさんが現れる。なんと彼はアンパンマン号からかまど火炎放射器を稼働させ、味方のゆきだるまんごと虐殺していく。このシーンが圧巻であった。

しかし、ラスボスのドロンコ大魔王には一切かまど火炎放射器が効かないので映画版としてのレベル調整はよくできていた作品といえよう。