東京喰種 トーキョーグール【S】(2019)
監督:川崎拓也、平牧和彦
出演:窪田正孝、山本舞香、松田翔太etc
評価:65点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
先日、TOHOシネマズフリーパスポートで『東京喰種 トーキョーグール【S】』を観てきました。本作は、石田スイの漫画の映画化でアニメ化もされている作品。前作こそ未見ではあるが、アニメはシーズン1まで観ていた身。果たしてFor Meな作品なのだろうか?
『東京喰種 トーキョーグール【S】』あらすじ
「週刊ヤングジャンプ」で連載された石田スイによる人気コミックを原作に、窪田正孝主演で実写映画化された「東京喰種トーキョーグール」のシリーズ第2作。人間社会に紛れ込み、食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族「喰種(グール)」が潜む東京。あることをきっかけに半喰種になってしまった大学生のカネキは、人間と喰種の狭間で葛藤しながらも、喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せ、トーカらとともに生活をしている。そんな中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山が「あんていく」にやってくる。半喰種というカネキの特殊なにおいに目をつけた月山は、カネキを「グールレストラン」へと招き入れる。窪田が前作に引き続き主人公カネキを演じ、本作から登場する月山役を松田翔太、ヒロインのトーカ役を新たに山本舞香がそれぞれ演じる。
※映画.comより引用
松田翔太劇場~金木カネキくんを喰べたい!~
本作は、松田翔太が窪田正孝をたべちゃうぞと迫り来る作品である。内容自体は正直ポンコツだ。松田翔太演じる美食家喰種がカネキくんを喰べたい信念で迫るだけの話なので、スケールがとても小さいし、喰種レストランの魅せ場もすぐ閉店ガラガラしてしまう。おまけに美食家の脳が「カネキくんを美しく喰べたい」に埋め尽くされているためか、カネキくんを瀕死にさせておきながら彼の肉を少し確保し、戦わないので、割とアッサリ倒されてしまう物足りないものがある。
しかしながら、圧倒的カリスマオーラを放ち、ギャグとホラーの絶妙な塩梅で迫る松田翔太の演技、そしてヤン・ゴンザレスやベルトラン・マンディコに限りなく近い暴力とセクシャルな映像美に惹きこまれた。
アクション監督の登竜門である『パワーレンジャー』の製作にも携わっている横山誠がアクション周りを手がけているので、官能的で浮遊感あるワイヤーアクションはユニークさと恐怖のバランスが取れており見応えがありました。
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