ブリッツ(2011)
BLITZ(2011)
監督:エリオット・レスター
出演:ジェイソン・ステイサム、
パディ・コンシダインetc
評価:75点
先日、Youtubeラジオ・どいらじの「映画観ず嫌い王決定戦」に出演しました。その時、対戦相手のたんたんさんがジェイソン・ステイサム映画として「ブリッツ」を紹介していたので、観てみました。てっきり、スティーヴ・マックイーンの「ブリット」のリメイクかと思っていたら違いました。「ブリッツ」あらすじ
暴力で悪を倒す、ロンドン警視庁刑事ブラントは、警官ばかりを狙う殺人鬼「ブリット」を追う…ステイサムの名言に溢れた作品
ジェイソン・ステイサム出演映画は、セガール映画ばりにジャンル映画です。ブルース・ウィリスやドウェイン・ジョンソンなど、他のスキンヘッドマッチョ俳優映画とは、違い、ステイサムは主役でも悪役さながら極悪非道、好戦的な演技やアクションが楽しめる。今回のステイサム映画も例に漏れず、アウトローなステイサムを拝める。
ただしこの「ブリッツ」、注意事項があります。正直ステイサムアクションが少なく、純粋なアクションを楽しみたい方にとってはがっかりするかもしれない。
その代わりに、ステイサム悩み相談bot
が好みそうな名言が沢山聞けるところが旨い作品となっています。
例えば、冒頭、あまりに暴力で事件を解決するもんだから、上司に「あんまり素行が悪いとクビにしちゃうぞ☆」と言われてしまう。ステイサムは、「おれは刑事をやりたいんだ。クビにしたらどうなるかわからんぞ!」と上司を脅し始める。そのステイサムの堂々とした語りにビンビン痺れます。
また、バーで聞き込み調査をするステイサムは、供述者から、「あれっつステイサムさん、メモは取らないでいいんですか?」と訊かれる。そうすると、「持つものはペンじゃない」と銃をちらつかせるのです。ステイサムの決め台詞に痺れる方が本作を観たら、極上のステーキのようにマイウー極楽浄土なのです。
もちろん、通常のステイサムアクション映画と比べると、アクションシーンは少ないものの、ちゃんとアクションシーンはありますので、是非ステイサムファンは「ブリッツ」観てみて下さい!
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