キネマ旬報ベストテン2016年度発表
1/10 12:00に皆さん映画好き
お待ちかねキネマ旬報ベストテンが
発表されました。
日本映画部門第一位は
当然ながら伝説的戦争映画
「この世界の片隅に」
が仕留めました!
2016年は邦画のバブル
期黄金期、大作
ミニシアター共に
傑作がそろっていたので、
必然と観ている人の
母体が多いものが
ランクインする形となった。
なんたって、
「この世界の片隅に」と
「シン・ゴジラ」は映画好きの
9割は観ていますからねぇ~
流石に、映画ファンにとっては
賛否が分かれすぎた
「君の名は。」はランク外だが…
後はキネマ旬報選定者の好きな
山下敦弘や西川美和、
李相日等が入り、
順当に決まりました。
驚いたのは、
意外にも「湯を沸かすほどの熱い愛」
が7位と低ランクにいることです。
カルト人気になりすぎたため
アンチがカクレキリシタン的に
息を潜めていたのかな?
ちなみにブンブンのTwitter上での予想は
上の通り。
8作品一致、そのうち
「この世界の片隅に」「淵に立つ」
「オーバー・フェンス」は順位まで
一致させましたよ♪
さて、1本ずつ詳細を観ていくとしよう。
第1位:「この世界の片隅に」
監督:片渕須直声の出演:のん、
細谷佳正、稲葉菜月、
小野大輔、潘めぐみetc
いやーこれは言うまでもなく
大傑作。片渕須直はクラウドファンディングで
仲間を増やしていき、こうの史代の
あのアヴァンギャルドで「はだしのゲン」
に次ぐ戦争漫画を完全に映画化しきった!
そして、クラウドファンディングに
参加しなかったことをブンブンも
含め公開する人続出な
大傑作でした。
これは文句はなかろう。
第2位:「シン・ゴジラ」
監督:樋口真嗣出演:長谷川博己、石原さとみ、
竹野内豊、その他豪華すぎるキャストたち、
ゴジラ(野村萬斎)etc
1995年にキネマ旬報ベストテン6位に輝いた
「ガメラ 大怪獣空中決戦」以来の
史上2本目の怪獣映画がここに座を
おさめた!!
正直言ってこれは量の勝利だろう。
「この世界の片隅に」と
「シン・ゴジラ」は映画好きなら
ほとんどが観ている。
そして絶賛多数という
こともありごり押しでの勝利
に思われる。
第3位:「淵に立つ」
監督:深田晃司出演:浅野忠信、古舘寛治、
筒井真理子、太賀etc
深田晃司監督作、
ついにキネマ旬報ベストテンに
載りました!
実はブンブンのブログも
一時期「淵に立つ」の
検索で来る方が多かった程、
映画好きの心を鷲掴み
にした作品。
日本じゃない感、
でも日本ならではの
ミニマムな話に作家性が
ビンビン観客興奮な作品。
第4位:「ディストラクション・ベイビーズ」
監督:真利子哲也出演:柳楽優弥,
菅田将暉,
小松菜奈,池松壮亮etc
個人的に演出面で惜しいなと
思ったのだが、バイオレント映画
イヤーを代表とする作品。
とにかく柳楽優弥,
菅田将暉のバトル姿がが
「ファイト・クラブ」にしか
見えなかった。
第5位:「永い言い訳」
監督:西川美和出演:本木雅弘、竹原ピストル、
深津絵里etc
キネマ旬報ベストテン選定者は
西川美和大好きなので当然ながら
ランクイン。
「何者」をもっと大人なドラマとして
ブラッシュアップした感じが特徴的な
作品ですね。
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