キートンのセブン・チャンス(1925)
SEVEN CHANCES(1925)
監督:バスター・キートン
出演:バスター・キートン、
ロイ・バーンズ
評価:95点
ブンブンが毎年ボランティアを
している「したまちコメディ
映画祭in台東」。
今年で第9回目。
「まちかど映画会in西浅草」に
参加してきました!
台東区生涯学習センターで
行われたこのイベントでは、
いとうせいこう
総合プロデューサーによる
見所紹介があり、
盛り上がったところで
日本ではもう10人程
しかいない活弁士の一人
坂本頼光によるライブ
上映が行われました。
(ちなみに1930年代の
活弁士の給料は
一般サラリーマンが月給5円
だったのに対し、月給1000円
つまり200倍貰っていたそうです。)
今回は、「子宝騒動」と
「キートンのセブン・チャンス」
の二本立て。
ということで、今日は後者を
紹介します。
「セブン・チャンス」あらすじ
好きな子に告白できず、事業でも失敗し、排水の陣に
陥ったキートン。
そんな彼にビッグチャンス!
祖父の遺言状が見つかり、
27歳の誕生日の午後7時までに
結婚できれば700万ドルの
遺産が入手できるとのこと。
しかし、非モテなキートンに
結婚は夢のまた夢。
告白すらままならない。
見かねた友人は新聞広告を出すのだが…
オリンピック映画&ゾンビ映画
あらすじを読んで、
「えっつ全然オリンピック要素ないじゃん、
ゾンビ映画じゃないじゃん」と思われる
であろう。
しかし、物語後半20分がまさにそれなんです。
友人がモテないキートンの為に
「結婚相手募集」の新聞広告をうつ。
すると、教会に一人、
教会に入りきらないぐらい!700人はくだらない
「熟女」の方々がやってくるのであります。
激オコな牧師に追い出された彼は、
いきなりトライアスロンに挑戦なのであります。
水泳をしたり、木を棒高跳び
のようにして降下したりと
とにかく激しい道中であります。
「走れメロス」の彼も驚愕
道中なのであります。
そんな彼を地の果てまで
追い続ける熟女はホントウに怖い。
玉の輿になるためなら容赦しない。
まるでゾンビ映画のような
怖さ、そしてコミカルさがありました。
活弁士上映はブンブン
初体験だったのだが、
こんなに楽しいとは思いも
よらなかった。
本祭では、9/16(金)
18:30から小津安二郎の
サイレントコメディ「淑女と髯」
をスタローンの吹き替えでお馴染み
羽佐間道夫、孫悟空の声の
野沢雅子、そして現代吹き替えの
レジェンド山寺宏一という
夢のキャストで行うので
興味津々!
毎年、チャップリンやキートンの
短編の声優ライブを本祭で
やっているのだが、
今回は初の74分の中編だ!
どんな業を魅せてくれるか楽しみ
なブンブンでした。
興味ある方は是非、
したこめにお越しください!
※まだ声優口演ライブのチケットは販売してます。申し込みはこちら!
)
P.S.トライアスロンの日程
リオ五輪トライアスロン日程は、
8/18(木)の23時より男子スタート
8/20(土)の23時より女子スタート
との事です。
日本での放送は
8/19(金)2:00~6:30より
NHK総合にて男子の部録画放送。
女子の部は8/20(土)
22:55~25:15までNHK総合で
生中継するとのことです。
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