“Ç”東京国際映画祭スプラッシュ部門作品賞受賞「ケンとカズ」

第28回東京国際映画祭受賞結果発表!

東京グランプリ:「ニーゼ」

ブラジルの女医を描いた実話もの。
ショック療法で患者を痛めつけていた精神病院に
赴任してきた女医ニーゼが、
芸術療法を促すが男性社会の壁が立ちはばかる作品。

審査員特別賞:「スリー・オブ・アス」

フランスのイラン系コメディアンであるケイロン
が父の半生を描いた感動の実話ドラマ。
シリアスな内容と思いきや結構コメディなんだそうです。

最優秀監督賞:ムスタファ・カラ
「カランダールの雪」

電気も水道もない土地であえぐ家族を
圧倒的映像で描いたドキュメンタリーのような
作品。ブンブン、時間が合わず観られなかった為
日本公開して欲しいな~

最優秀女優賞:グロリア・ピレス
「ニーゼ」

最優秀男優賞:
ローラン・モラー&ルイス・ホフマン
「地雷と少年兵」

デンマークの地雷除去に携わるドイツ人
少年兵を描いた作品。
マジで少年とおじいちゃんの緊迫感の
演出が上手かった作品だ。

最優秀芸術貢献賞:「家族の映画」

チェコの異色な家族ドラマらしいが
予告編を発見できず、
どんな雰囲気か分からずm(_ _)m
凄い作品だそうです。

観客賞:「神様の思し召し」

イタリア産の医療コメディ。
巧みなギャグ捌きが評価された模様。

WOWOW賞:「カランダールの雪」

アジアの未来 作品賞:孤島の葬列

国際交流基金アジアセンター特別賞:テグナー・ユン
「告別」

ケンとカズ(KEN AND KAZU)

監督:小路紘史
出演:カトウシンスケ、毎熊克也、藤原季節etc

評価:60点

やくざなドラッグ商売から手を引きたい男と
暴れん坊な男が、ヤバいやくざを敵に
回し窮地に陥ってく様子を描いた作品。
スキップシティ国際Dシネマ映画祭2011
奨励賞
を受賞した短編を
長編版として制作している。

低予算で登場人物こそ少なく、
フィールドの狭さこそ感じたが、
郊外の雰囲気を出すことで
そこはカバー。

徹底的に「痛み」を強調して
描くことで、やくざな仕事の
ヤバさが際立ってくる。

仕事から手を引きたい男
が愛する人を思うシーン
はベタながらも
かなりエモーショナルで
切なさを感じる。

正直、ブンブンあまり
得意なジャンルではなく
可もなく不可もない
印象を受けたが、
初長編監督としては
かなり奮闘したんじゃ
ないかなと感じた。

短編版↓

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