「希望の国」に続き、トロント国際映画祭受賞
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「ヴェネチア」「したこめ」と畳みかけるような
映画祭シーズン、いつの間にか始まっていた
次年度のアカデミー賞動向が伺える重要な
トロント国際映画祭が始まりました。
そんな重要な映画祭と相性の良い日本人監督がいる。
その名も「園子温」!
「希望の国」でアジアの傑作が選ばれるNETPAC賞を受賞、
「地獄でなぜ悪い」はミッドナイト・マッドネス部門で
観客賞を受賞している。
そして、今年5本目の園子温映画「ひそひそ星(THE WISPERING STAR)」
がNETPAC賞を受賞しました!!!
「ひそひそ星」のあらすじ
園子温の奥さん神楽坂恵主演の白黒SFドラマ。
宇宙のお届け物屋さんが、様々な廃墟に
行くという話。
予告編を観て、ふと東日本大震災の
被災地に届け物をする人が頭に浮かぶ。
園子温「地獄でなぜ悪い」や「リアル鬼ごっこ」といった
ゲテモノを作っている一方、
やはり3.11の事が頭の片隅にあるんだなと感じた。
そして「希望の国」では正直失敗していた震災による
人々の心の動きを、舞台を「宇宙」にすることで
巧くメタファライズしているのではと感じた。
日本公開は一応今年のようです。
トロント国際映画祭観客賞は…?
観客賞は、24年も地下室に監禁されおやじの子どもを7人も出産させた驚愕のフリッツル事件
を元に描いた小説「部屋」の映画化「ROOM」である。
監督は、「FRANK-フランク-」のレニー・アブラハムソン。
出演は「ショート・ターム」や「21ジャンプストリート」の
ブリー・ラーソンです。
これは次回アカデミー賞の女優賞や作品賞に
ノミネートされそうだぞ~
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