人生スイッチ(Relatos Salvajes)
監督:ダミアン・ジフロン
出演:リカルド・ダリン、リタ・コルテセetc
ようやく7/25(土)、
シネマライズ、ヒューマントラストシネマ有楽町他
で公開が決まった、カンヌコンペ、アカデミー賞
奇跡のダブルノミネートを果たしたアルゼンチン
映画の邦題が決まったぞ!
その名も「人生スイッチ」。
英語題の「WILD TALES」のような
野蛮な感じが完全なくなっているが、
マジでヤバいっす。
おそらくR15になるであろう、
バイオレンスコメディだ。
スティーブン・スピルバーグの
テレビドラマシリーズ「世にも不思議な
アメージング・ストーリー」に
オマージュを捧げたオムニバス作品で、
自動車を追い抜いたら殺されそうになる男、
役人のたらい回しのせいで家庭が崩壊される男
など一歩道を踏み間違えた為大惨事に至る
6つの話がテンポ良く描かれる。
あまりにラテン系で、出品する映画賞を
間違えたのではと思ったのだが、
これがぶっ飛んでいて爆笑だ。
監督のダミアン・ジフロンは監督第一作目
にこの題材を選んだが、ペドロ・アルモドバル
の支援のおかげで、アルゼンチンでは
「アナと雪の女王」を遙かに超える
スマッシュヒットをたたき出した。
嫌な上司やDQNに不快な気分にされたら
是非この作品を観ることをオススメする。
「人生スイッチ」予告編
ターナー、光に愛を求めて(Mr.Turner)
監督:マイク・リー
出演:ティモシー・スポール、ポール・ジェッソンetc
昨年のカンヌ映画祭で、男優賞を受賞した作品。
船の印象派絵画で有名な、ターナーの半生を
まるでターナーの絵画のような色彩で描いた作品。
ターナーを演じた、ティモシー・スポールが
もはや竹内力にしか見えなくなってくる
結構爆笑な作品だが、マイク・リーの
作り出す映像の質感が本当に美しい。
絵の具から絵を作り出す様子を描いているので、
「美しき諍い女」「ルノワール 陽だまりの裸婦」
みたいな作品が好きな人は必見だ!
日本公開は、6/20(土)Bunkamura ル・シネマ、
ヒューマントラストシネマ有楽町他で公開。
「ターナー、光に愛を求めて」予告編
ブンブンの詳細レビュー
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