#9【就活】TOEIC800以上でも失敗する?資格・体験を活かさないと無意味な話

就活における資格

就活

・漢検2級
・英検2級
・仏検2級
・世界遺産検定2級
・少林寺拳法2級
・ICTプロフィシエンシー検定3級
・映画検定3級
・日本文学検定3級

これらはブンブンが今までに
獲った資格の数々である。


・法政大学国際文化学部出身
・フランス留学5ヶ月
・映画祭ボランティア7年
・北欧研究会NORDIC広報担当
・GPA(学校成績4が満点):3.45

これも
ブンブンが学生時代に築き上げた
キャリアである。

これを見た人は、
「就活楽勝じゃね?」
と思うかも知れない。

しかし、実際には
ハードモードだった。
120社以上落ちています。
(内定はもらいましたよ)

なので、今日は経験や
資格を持っているだけでは
マジで無意味な話を
しようと思います。

企業が必要としているのは
コミュニケーション能力

大学2年生ぐらいになると、
意識が高い人たちは、
「旅行会社受けるから
総合旅行業務取扱管理者試験受けなきゃ!」
「TOEIC700点以上取らなくては!」

と塾に通い始める人がいる。

確かに、
総合旅行業務取扱管理者試験に
合格すると旅行会社の
選考は有利になるっちゃなる。
しかも、上手く内定が決まり
旅行会社に勤めた際、
資格ボーナスが1年目でも
もらえたりする。

そして
TOEICの点数を求める会社もある。

しかし!
難関資格入手=内定ゲット
と思うでなかれ!

実際、資格はツールであって
あくまで仕事をするの上で
役立つのに過ぎない。
最終的に必要とされるのは
コミュニケーション能力
集約されるといっても
過言ではない。
グラフ

2010年経済産業省資料:『大学生の「社会人観」の把握と
「社会人基礎力」の認知度向上実証に関する調査』より引用
(クリックすると拡大するよ)

実際に学生と企業が必要としている
力を比較したグラフによると、
学生が一番重視している
ものが「語学力」「専門知識」「簿記」

だと答えている
のに対し、企業は
「コミュニケーション能力」
「主体性」「粘り強さ」

を求めていることがわかる。

なので、学生が面接で
ただ「TOEIC900点」あります
とかいっても響かないのだ
(TOEIC信者の人事なら効果は
あるとは思うが)。

実際に、
TOEIC800点以上あり、
留学体験もあるにも
関わらず、内定が全然得られず
苦労していた知り合いを
ブンブンは知っている。

冒頭にも言ったとおり、
仏検2級を持っている
ブンブンも就活は難航した。

なので、資格や体験は
実際に活かして
そのエピソードを
語るようにしよう!

ESで見せる、
資格・経験の活かし方

ブンブンは確かに
就活難航していたのだが、
実はESだけは通った。
もちろん、学歴フィルター的な面も
あるのだが、ESで書く文言は
徹底して作ってきたからだ。

実際77社中47社61%の確率で
通過した。

なので、今回はブンブンのES
で実際に使った
「学生時代に頑張ったこと」
という問いに対する答え
から正しいエピソードの
語り方を伝授します。

学生時代に頑張ったこと

フランス留学中、日本人の負の印象を
変えるべく奮闘しました。日本人は、
留学中も日本人同士で固まってしまう
シャイな国民だとよく耳にする。
このようなネガティブなイメージを払拭したい
という想いがあったからです。
具体的には国際フードパーティ
を開きました。賛同してくれる
香港人やセルビア人を仲間に引き入れ、
材料の調達や参加者集めを共同で行いました。
私は開催場所の手配を担当し、
学部窓口の職員と交渉し部屋を押さえる
ミッションを持ちました。最初は、
部屋の貸し出しを断られてしまったものの、
空いている時間帯を調査したり、
具体的な企画案を提示するなど数日に渡り
粘り強く交渉した結果、部屋を押さえることに
成功しました。そして、
当日は32名の参加者で運営し無事成功。
アメリカ人から「日本人ってシャイだと
思っていたが、行動力のある
面白い日本人もいるのか」
と言われ、日本人のイメージを
変えることに成功しました。

このPRを解説する。
結論から言うと、
これは「語学力を通じて
コミュニケーション能力と粘り強さ
を発揮」
したエピソードである。

フランス留学中に行った国際フードパーティ
に対し、「何故それを行ったか」という
動機・目的を冒頭で明らかにする。

そして一番大事なポイントである
「困難エピソード」を盛り込み、
目の前の困難をどう乗り越えたかを
書く。

そして、数字的結果と
他者からの評価を
盛り込むことで
伝わる文章が393文字
で収まります。

このように語ることで、
仏検なんてワードを出さなくても
自分の語学力がPRできます。

最後に

資格は確かに達成感もある。
ボランティアや留学も
確かに自分史の中で
重要な位置を占めるであろう。

しかしながら、ただ資格を
ゲットした。
ボランティアをやっていた
ことを語るだけでは
内定はゲットできません。

大事なのは、
資格を手に入れるまでの
プロセスだったり、
資格を使った実践的な話、
ボランティアや留学話では、
自分が主体的に乗り越えた
壁を話すことだ。

それをESや面接で語ることで、
企業はあなたのコミュ力
だったり粘り強さを
買ってくれるのだ。

なので、2018卒の
就活生は今一度
自分の歴史を振り返ろう!

大学1・2年生は積極的に
動いて困難に正面から
ぶち当たろう!

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