『甘い生活』デカダンスな生活

甘い生活(1959)
LA DOLCE VITA

監督:フェデリコ・フェリーニ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ、アヌーク・エーメ、バーバラ・スティールetc

評価:60点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

現在、学生時代に背伸びして観た作品を再鑑賞する時期となっている。フェリーニの『甘い生活』を今回観た。中学生ぐらいの時に観て寝た記憶がある。確かに『8 1/2』系の作品で眠くなる映画だなと思った。

『甘い生活』あらすじ

イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作の1つで、ゴシップ紙の記者の目を通し、1950年代後半の退廃したローマ上流社会を絢爛に描いた作品。作家を夢見てローマにやって来た青年マルチェロは、現在はゴシップ紙の記者として享楽的な日々を送っていた。彼はナイトクラブで出会った大富豪の娘と一夜を過ごし、取材したハリウッド女優と狂宴を繰り広げる。そんなある日、友人家族を訪ねたマルチェロは安らぎに満ちた彼らの生活を羨むが、友人は子どもを道連れに無理心中してしまう。絶望感に苛まれたマルチェロは、狂乱の渦へと身を投じていく。主演のマルチェロ・マストロヤンニは本作で一躍世界的スターの座へ駆け上がった。第13回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。1960年製作・公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。

映画.comより引用

デカダンスな生活

アベル・フェラーラの都市におけるドライな信仰のルーツが本作にありそうだということに気づいた。冒頭、ヘリコプターで像が運ばれていくところから始まる。映画はヴァチカンやトレビの泉といった宗教や歴史的モチーフを背に不埒なパパラッチの生活を描いていく。退廃的でありながら虚無な状況を3時間かけて捉えながら無理心中した友人の死を前に実存の危機に瀕する男を描いていく。大人になって観返したが、フェリーニの作品が苦手なこともありそんなにハマれなかったものの、映像はカッコいいなと思った。