差し出がましいのですが 第2章(2024)
Se posso permettermi – Capitolo II
監督:マルコ・ベロッキオ
評価:50点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
イタリア映画祭2026のプレイベントオンライン上映でマルコ・ベロッキオの短編『差し出がましいのですが 第2章』を観た。
『差し出がましいのですが 第2章』あらすじ
マルコ・ベロッキオが自身の子ども時代の家や家族の記憶をもとに描いた短編。母の死後もボッビオの家に残るファウストは、本に囲まれ無為に日々を過ごしている。ある日、町の愛想の良い司祭や娘の結婚を勧めるカラビニエリの隊長など、奇妙な訪問者たちが次々とやって来る。無表情で受け流すファウストと彼らとのやり取りを通して、亡き家族への追憶や人生のはかなさ、町の不思議さがユーモアを交えて語られる。
※イタリア映画祭より引用
メフィストの誘い
本作はゲーテの「ファウスト」にベロッキオの人生を重ね合わせたものなのだが、空気感はフェリーニの『8 1/2』である。アンニュイな人生を送っている主人公のもとに様々な誘いが訪れるといったもので、「自宅を観光地にしませんか」と迫ってくるおっさんにジワる。要は内なる他者による囁きが実際の行動として現出するか否かを描いた作品であり、クリエイター心理の表象となっているのだが、そのネタは使い古された陳腐なものに思えた。









