『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』海外で話題の謎のアニメを観た

KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ(2025)
KPop Demon Hunters

監督:マギー・カン、クリス・アペルハンス
出演:アーデン・チョ、アン・ヒョソプ、ケン・チョン、イ・ビョンホンetc

評価:40点

おはようございます、チェ・ブンブンです。

先日のゴールデングローブ賞で2冠に輝いた『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。KPOP文化みりしらなのだが、Xの有識者によれば面白いらしいので観てみた。

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』あらすじ

人気K-POPアイドルが魔物ハンターとして活躍する姿を描いたアクションファンタジーアニメ。

普段はスタジアムを満員にするほどの人気を誇るK-POPスーパースターのルミ、ミラ、ゾーイ。しかし、彼女たちにはもうひとつの顔があった。それは、秘密の能力を使い、迫りくる謎の脅威から大切なファンを守ること。3人は正体を隠し、凄腕のデーモンハンターズとして日々戦いを繰り広げていた。そんなある日、彼女たちの前にこれまでで最も手強い敵が現れる。それは、圧倒的な魅力を放つライバルのボーイズバンドに化けたデーモンたちだった。

「長ぐつをはいたネコ」や「シュレック」シリーズのストーリーアーティストを務めたマギー・カンの原案をもとに、「ガーディアンズ 伝説の勇者たち」のキャラクターデザインなどを手がけたクリス・アペルハンスとマギー・カンが共同監督を務めた。製作は「スパイダーマン スパイダーバース」シリーズのソニー・ピクチャーズ・アニメーション。イ・ビョンホン、キム・ユンジン、ケン・チョン、ダニエル・デイ・キムら韓国系の実力派俳優が声優として参加。Netflixで2025年6月20日から配信。

映画.comより引用

海外で話題の謎のアニメを観た

個人的に、今アニメ映画は変化の時代に来ていて、実写映画以上に映画のような映画ではない側面が強まってきている。導入を予告編で終わらせ、いきなりアクションパートから始める『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』や、「鬼滅の刃」以上に前提が必要な『チェンソーマン レゼ篇』が国内外であれだけ盛り上がりヒットもしていることを考えると、従来型の始まりがあって終わりがあるタイプのアニメ映画ではない作品が一般層に受け入れられていることがわかる。

『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』も架空のKPOPアイドルの話ではあるが、KPOP文化を理解していないと難しいような気がしたが、先日フランス人と話して「フランスでも流行っていると」と聞くに、そういうのは批評家レベルでの話なのかもしれない。

本題に入ると、正直あまり良い作品とは言えなかった。そもそもアイドル文化自体には疎いのだが、その延長線にあるVTuberのライブコンテンツ関係で散見される実存をテーマにしたオーソドックスな内容となっており、デーモンハンターであるあるKPOP女性アイドルがライバルである男性アイドルと対峙することで、本当の自分をどのように観客へ提示するか悩むものである。

ただ、この手のものはアイドルとしてライブ以外の活動や文脈あってこそ深みを増すのであって、架空でやられると陳腐で薄っぺらい内容に思えてくる。ましてや、生々しい芸能模様を描いた「推しの子」の後の作品なので、いかんせんもっとやり方があったように思える。絵のタッチ、楽曲の響かなさもあり、完全に私の関心領域から外れた作品であった。