ジュニア(1994)
JUNIOR
監督：アイヴァン・ライトマン
出演：アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィート、エマ・トンプソンetc
評価：30点
おはようございます、チェ・ブンブンです。
アーノルド・シュワルツェネッガーが妊娠することで知られている『ジュニア』がU-NEXTにて配信されていたので観た。
『ジュニア』あらすじ
ラリーとアレックスは新薬の研究をする博士コンビ。ひょんなことから自分の体で人体実験をしたアレックスは妊娠してしまう。途中で止めるはずだったが、実験に使った卵子が、アレックスと恋に落ちたダイアナのものだったことが判明し、子供に愛着を持ち始める2人。アレックスは子供を産もうと決意するが……。母性にめざめるシュワちゃんの妊婦姿が見もの。
シュワちゃんが妊娠
正直、今の時代であれば『TITANE』や『The Substance』のように女性監督の手によってジェンダー論を絡めたボディホラーとして作られたであろう。
新薬の実験でシュワちゃんが妊娠し始める過程により、内なる女性性が現出し、終いには女性の格好をしながら「My Life, My Choice!」と叫び逃げ回る。1990年代の時点では、このギミックは単なる神への冒涜か否かを焦点に置いたコメディとなっているので、正直物足りないというか勿体ないフレームだなと感じてしまい、そしてギャグの部分も今からすると疑問に感じてしまうものが多く、高校時代に観ておくべきだったなと反省している。
