【注目】緊急企画チェ・ブンブンのオールタイムワースト映画10本発表

第5位:進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015)

監督:樋口真嗣

ここ数年多い大部のクソ映画の特徴に前後編ものがある。前編で期待させといて、後編で脚本が杜撰、尻つぼみな、たちの悪い作品だ。例えば、『ソロモンの偽証 後編

』や『64 後編

』なんかが挙げられる。ただ、この『進撃の巨人』ほどたちの悪い後編はないだろう。地雷映画だと思わせておいて、前編はかなり面白かった。ツッコミどころ含めてだ。それだけに、後編のやっつけ仕事感。ワケワカメな展開にがっかり通り越して怒りが沸々と湧いてきた。まあ、この失敗がなければ『シン・ゴジラ

』は生まれなかったんだけれどねぇ…

第4位:DEATH NOTE/デスノート(Netflix版 2017)
DEATH NOTE

監督:アダム・ウィンガード

怒りのワースト映画が立ち並ぶ中、本作は数少ない大好きなワースト映画だ。原作レイプが凄まじい。知能指数が低すぎて自ら捕まりに行くライトと、秒で顔ばれしに行き情緒不安定言動が矛盾だらけのLの壮絶なコント。一度原作のことを忘れると、腹筋崩壊の爆笑ブラックコメディになります。いくら漫画と映画は違うとは言え、あの改悪っぷりはどうかしています。-5億点ものだ。しかし、同時に面白さでいったらプラスベクトルで5億点。ブンブン映画史10年の中で珍しい絶対値5億点な作品であった。

第3位:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(2011)


監督:田中誠

原作は元々、ドラッカーの『マネジメント』をわかりやすくする例えとして、野球部のマネジメントでケーススタディを行った代物だった。それにも関わらず、本作にはドラッカー理論の「ド」の字もありません。かといって、スポ根野球部映画としても致命的に面白くない。当時の前田敦子が大根だったせいもあるが、どう考えても前田敦子扮する野球部マネージャーが自分勝手であり、彼女のせいで野球部が危機に瀕しているようにしか見えない。ドラッカー映画としても、野球映画としても失格でした。

第2位:RANMARU 神の舌を持つ男(中略)鬼灯デスロード編(2016)

監督:堤幸彦

シネフィル最大の地雷原・堤幸彦映画史上最も狂っている映画。なんといっても、正式タイトルは恐らく日本映画史上最長『RANMARU 神の舌を持つ男酒造若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwith ミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』とナメたタイトルから察して頂ければお分かりだろう。本作で展開されるギャグは何十もあるのだが、一個たりとも笑えない。笑いどころが難解すぎてついていけない。もう、本作を観ているブンブンは終始、どうしたらいいんだろうと頭を抱えました。

第1位:ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック(2013)

監督:蔵方政俊

ブンブンは小学生の時から、お笑い芸人の有野晋哉が1日でファミコン難ゲームを全クリするジャパニーズ『24』こと『ゲームセンターCX』が大好きだ。有野晋哉は別にゲームが上手い訳ではない。しかし『魔界村』『高橋名人の冒険』『スーパーマリオブラザーズ』を地道に愚直に攻略していく勇姿は尊敬に値し、高校卒業時に陸上部の後輩に尊敬する人として有野晋哉を紹介したことがあります。そんな思い入れのあるブンブンはこの映画を観て目玉が飛び出た。本作は『マイティボンジャック』という難ゲームをクリアする有野課長の映像の間に、少年の青春ドラマが挟まっているのだが、このドラマが目も当てられないほどつまらなくてだったらゲームセンターCX2時間放送で良いじゃん!と思ってしまう。そして最後の最後まで後味、映画としてのキレが悪く、どうしてこんな映画が出来た?スタッフはこの映画に1mmも愛を注いでないのではと思ってしまった。もちろん、有野課長が『マイティボンジャック』に挑む姿はメチャクチャ熱くなる。それだけに本作は罪深い…

最後に…

いかがでしたでしょうか。オールタイムベストと比べて違った景色が見えてきたのではないでしょうか?もし、少しでも興味があれば、観ることをオススメします。ただ、体調が万全な時で観て下さい。精神に異常をきたすかもしれませんよ…

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