ひまわり(1970)
I GIRASOLI(1970)
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ、
ソフィア・ローレンetc
評価:80点
年間500本、通算4500本
ぐらい映画を観ている
ブンブンでも観逃している
不朽の名作がある。
その一つが、
「自転車泥棒」でおなじみ
ヴィットリオ・デ・シーカ
監督の「ひまわり」である。
どこか重そうな戦争ドラマに
なかなか観る気が
起きなかったのだが、
つい先日観てみたら
これが凄い面白かったのです!
食わず嫌いは良くないですね♪
「ひまわり」あらすじ
第二次世界大戦中、ラブラブで結婚までしたジョバンナと
アントニオだったが、
アントニオは戦争に行ってしまう。
終戦後、ジョバンナは
アントニオを探しに
ソ連まで行くが…
実はコメディ
本作は不朽の名作と
名高い作品なので、
重い話と思いがちだが、
実はコメディでした。
特に、アントニオが戦争に
行くまでのラブラブ
生活はとにかくアントニオ
のバカっぷりに爆笑である。
例えば、アントニオが
「今日は料理を作るぞい!」
と言う。
「あんた大丈夫なの?」
と心配するジョアンナを
横目に卵焼きを
作り始めるアントニオ。
すぐさま、
「俺、腕が鈍ったかな?」
と不穏な発言が飛び交う
そう、彼はことも
あろうか卵24個割っていたのだww
そして食事シーンになると、
当然「もう卵見たくないわ」
とグロッキーになっている
というサザエさんもびっくり
展開があるのだ!
後のサザエさん全自動卵割り機
回に引き継がれたのである(嘘)
この強烈なコメディシーンが
あるから後半切なくなる。
なんとかして、戦争から帰りたいと
精神異常者になりすますも、
仮病がバレてしまい、
ソ連出兵になってしまう。
ソ連は大雪で過酷。
当時、スマホなんてものは
存在しないので、終戦後
一向にこないアントニオの
訃報に痺れを
切らし、言葉も通じない
ソ連を彷徨うジョバンナ。
うー心に染みる!
ロケ地はウクライナ!
ところで、「ひまわり」といえば、
冒頭とエンディングのひまわり畑の
シーンが有名ですよね~
あそこってどこで撮影されたか知ってますか?
なんとウクライナです!
諸説はあるものの、
ウクライナ大使館のページ
に
しっかりと記載されてあることから
ウクライナのヘルソン州で
撮られたことがわかります。
ただ、映像からも分かるとおり
ウクライナだし、へんぴな
場所にあるので、
行くのは大変。
どうやらシーズンになると
ユーラシア旅行社から
ツアーがでるそうなので、
もしロケ地に行きたく
なったら、ユーラシア旅行社
で
ツアーを探してみては
いかがでしょうか?
「ベラルーシの森とウクライナの古都、
東欧の秘境モルドバへ14日間のツアー」
で行けるそうですよ~
ちなみに…
ウクライナはAK-47を
撃てる射撃場
があり
密かに人気を集めている
とのこと。
英語力に自信のある方は、
探してみてはどうでしょうか?
(ブンブンのフランス射撃体験はコチラ
)
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