“Ç”【駄話】「死ぬまでに観たい映画1001本」、一生で観るの不可能説

観てみたいレア映画5選

No1:ブリュッセル1080、
コルメス3番街の
ジャンヌ・ディエルマン(1975)
JEANNE DIELMAN,23 QUAI DU COMMERCE,
1080 BRUXELLES(1975)

本書によると
「1970年代のヨーロッパ映画でもっとも
重要な作品のひとつであり、
フェミニズム映画を代表する1本」
とのこと。
しかし、上映時間が約4時間!
しかも、ある女性の生活を淡々と
映している非常に苦痛を
伴う作品とのこと。
それ故か、ほとんどの国でDVD化されて
おらず、日本ではアンスティチュフランセ
で上映されたことのある程度の
伝説の映画となってしまった。

観た人によると、
じゃがいものシーンが印象的
らしいが果たして…
一応youtubeで全編観られるが、
ブンブンは正規の方法で観るぞ!

No2:不安と魂(1974)
ANGST ESSEN SEELE AUF(1974)

ニュー・ジャーマン・シネマの代表
ファスビンダーの作品で、
本書の著者が書いた
「101 CULT MOVIES YOU MUST
SEE BEFORE YOU DIE」
でも
紹介されたカルト映画。

日本ではDVDが絶版で鑑賞が
困難な作品となっている。

ドイツの掃除婦と
モロッコの出稼ぎ労働者の
哀愁ある恋愛劇の
作り込みは
恐らく「ベルリン・アレクサンダー広場」
にも通じているのではと踏んでいる。

ちなみに、トッド・ヘインズは
「エデンより彼方に」に本作の
要素を注ぎ込んだという。
気になりますな~

No3:タブウ(1931)
TABU(1931)

「吸血鬼ノスフェラトゥ」のムルナウ大先生
の遺作。ミゲル・ゴメス監督の「熱波」が
本作へのラブレターだと言われているので
興味ある作品。TSUTAYA渋谷店でVHSのみ
保管されているので、就活が終わったら
借りにいきたい。

昔はyoutubeなんてものがなかったので、
映画は世界を知る窓口だった。
南太平洋ポリネシア諸島で
現地人を使って撮影した作品。
全員素人ながらも、
アンドレ・バザンを始め
多くの評論家から絶賛された。

ちなみに、こういった
撮影技法は後に
「人喰族」等のゲテモノ
映画へと昇華するとは
ムルナウは知るよしもなかった…

No4:ファスター・プッシーキャット
キル!キル!(1965)
FASTER,PUSSYCAT!KILL!KILL!(1965)

タイトルだけで本作がどんな映画か
分かってしまう。
エロとバイオレンス映画の伝道師
ラス・メイヤーのカルト映画。

タランティーノの
「デス・プルーフ」はもろ
本作に影響を受けている。

とにかく観た人は言う。
ゴーゴーガールが格好いい!
音楽がすげー!
モノクロ、いかしてるぅ!
映画好きの好きなものが
いっぱい詰まった本作を
早く観てみたいものだ。

ちなみに、ラス・メイヤーの
「ワイルド・パーティ」の
脚本には、あの有名な
映画評論家ロジャー・イーバート
がいる…カオスだw

No5:FOUR LIONS(2010)

2010年に公開したイギリスの
ブラックコメディなのだが、
あまりに挑発的で炎上したらしい。

それも無理ない。
パキスタンのテロリストキャンプが
終わり、イギリスに戻ったテロリスト
たちが、一泡吹かせる為に
ロンドンマラソンで自爆しようと
躍起になる話だ。
2005年に実際にロンドンで
爆発テロが起きただけに
不謹慎すぎる。

しかしながら、不謹慎に
あえて向き合うことで
見えてくる社会の問題もある
「ボラット」や「ディクテーター」
に近い作品ではないかと見た。

まあ、1001本観るのは、
非常に難しいってか
意識してみない限り不可能
とも言えるのだが、
是非映画好きは
「死ぬまでに観たい映画
1001本」を買って、
全コンプ目指してみてはどうでしょうか?

ちなみに、原題は
1001 YOU MUST SEE BEFORE YOU DIE
なのだが、マストって言われてもねぇ…
日本でも観られないのがあるぞww

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