ビューティー・インサイド(2015)
監督:ペク
出演:ハン・ヒョジョ、パク・ソジュン、
上野樹里etc
評価:90点
先日、映画ファンの集いで
何人もから「ビューティー・インサイド」
を観ろ!とオススメされたので、
ベトナム旅行の飛行機エンターテイメントで
観ました。
ほんとに凄い作品でしたよー
「ビューティー・インサイド」あらすじ
18歳の時から、毎日目覚めると別人になってしまう病に冒されたウジン。
彼は、友人の助けを借りてインターネット販売の
家具屋さんを営んでいる。
ある日、女性に一目惚れしてしまう。
毎日姿が変わってしまうため、
どう想いをつげようか悩み始め…
ありそうでなかった話
目覚めると記憶を失っている
女性に毎日アプローチをかける話や、
とある1日を繰り返す人の話など
あるが、まさか目覚めるたびに
別人になっているという発想は
盲点で誰も思い浮かばなかった!
本作では数十人近くの人が
ウジンを演じている。
毎日女性から男性、
韓国人から日本人、
フランス人と変身するという
斬新なアイデアが導入されている。
しかも「じゃあ、生活どうしているのか」
という疑問に対し、
「オンラインの家具屋を営んでいる」
というしっくりくる設定がされているので
違和感なく物語にのめり込む。
物語の前半は、好きな女性に
どうやって想いを告げようかと
ウジンは悩みます。
イケメン顔の時に
アピールするが、
再び会おうとした肝心な
時にホームレスのような容姿
になっていて悲しむ。
そのように、毎日
イケメンになっているかどうか
ハラハラするって描写が
コミカルであると同時に
観客もドキドキする。
そして、なんとかウジンの
病を理解してもらって
つきあい始めるのだが、
これまた一筋縄ではいかない。
最初、相手はウジンの病を
理解してくれるのだが、
やはりつきあっていくと不便が
多くて苦悩する。
例えば、日によって日本人に
変身するのだが、そうなると
ウジンは韓国語が話せなくなる。
日本語しか話せなくなる。
また女性の同僚が
「カレシ紹介してよ」と
言われたとき、
これまた困った事態が発生する。
内面も好き、
両思いなのに…
辛すぎるのだm(_ _)m
この悶々とした描き方が
本当にホントウに切なくて
泣けます。
そしてアメリカや日本映画には
ない後半の壮大すぎる愛の
結末に号泣だ!
こんなに、ユニークで
且つ泣ける恋愛。
韓国のラブストーリーは
バイオレンス映画並に
レベルが高い。
まじでオススメしてくれた人に
感謝な作品でした。
シネマテークたかさきで3/19より
公開
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