スモッシュ(SMOSH)
監督:アレックス・ウィンター
出演:アンソニー・ペディラ、イアン・ヒコックスetc
評価:10点
ITの発達で、気軽に動画を世界に広めることができるように
なった。Youtubeも簡単に投稿できるようになったため、
ユーチューバーと呼ばれる人種が現れる。
日本では、有名どころでは「MEGWIN」
をはじめ、「ヒカキン」「はじめしゃちょー」、
キャラクターが毎日小学生・中学生向けの動画を配信している。
そんなご時世、海外で超絶人気の
「スモッシュ」が「悪魔の棲む部屋」の
アレックス・ウィンター監督
の手によって映画化されたぞ~NETFLIXで配信されてたので
早速、観てみました…
スモッシュって?
スモッシュは「パロディ」をウリにした
ユーチューバーだー!
日本でも数年前に話題になったのだが、
実写版ポケットモンスターを
ユーモラスに演出したりしている。
そんな彼らが主演の映画「スモッシュ」…
正直…どうした?
全くもってスモッシュの良さが現れてない作品でした。
ユーチューブに投稿した動画を消すために、
「トロン」よろしく、パソコンの世界に入り
奮闘するという話なのだが…物語にキレが、
スモッシュ特有の鋭いギャグが全くないのだm(_ _)m
確かに、映像的にはユーチューブでは観られない
ちょっぴり高度なCGこそ使われているが、
監督が本物の映画監督となると話は違ってくる。
また鈍重すぎる脚本で、
パソコンの世界に入るまでと
目的を達成した後が異常に長い。
そして、ギャグがスベりまくっているため
観ていて段々つらくなってくる。
まあ、映画化となると著作権の関係で
ポケモンやマリオ、デスノートといった
パロディがやりにくくなる。
そこをどう乗り切るかと考えたときに、
お色下路線に出るのも無理はない。
しかし、お色下を撮るのだったら
「オースティン・パワーズ」や
「ハング・オーバー」のように
ギャグを計算する必要があった。
明らかに、自己満足で終わっているギャグが多かった。
やはりユーチューブとは違い、
映画となると観客の求めるおもしろさもハードになる。
ユーチューブでは数分しか観客を拘束しない上に、
つまらなかったら別の動画に移れる気楽さから
求めるハードルも低いが、映画のように長時間観客を
拘束するとなると、やはりハードルは高くなってしまう。
ユーチューバーを映画化する試みは面白いが、
内容はかなり厳しい作品でした…チーンm(_ _)m
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