“Ç”TOHOシネマズデー「イントゥ・ザ・ウッズ」アベンジャーズもビックリ童話

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3/14はTOHOシネマズデイ

3/14は何の日か知ってるかな?

そう、ホワイトデ…じゃねえよ(怒

映画好きは忘れてはならぬ
TOHOシネマズデイ!
毎月14日は1100円で観られるのだ(^O^)

ってことで、今日から公開の
「イントゥ・ザ・ウッズ」
観て来たぞ〜

イントゥ・ザ・ウッズ(INTO THE WOODS)

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監督:ロブ・マーシャル
出演:メリル・ストリープ、
エミリー・ブラント、ジョニー・デップetc

最近、ディズニーは
「アナと雪の女王」や「マレフィセント」
といったひねった作品で
大ヒットを飛ばしまくっているが、
今回紹介する「イントゥ・ザ・ウッズ」は
まさに「ひねり」の集大成だ。

「赤ずきん」「ジャックと豆の木」
「ラプンツェル」等の
童話を融合させる、
しかもミュージカルでという
一歩間違えたら中学生の
学芸会レベルになる
危険なプロット。
しかも、ブロードウェイに
なっていると衝撃である。

しかし、海外在住の日本人の
レビューを観ると、どうも
皮肉が効いていて面白いらしい。

監督は「シカゴ」や「NINE」の
ロブ・マーシャル!
しかも、メリル・ストリープが
ノリでアカデミー賞に
ノミネート!

映画オタクとしてこりゃ外せぬ…
ってことでいざ映画館へ…

童話批評の徹底

最近のディズニー映画は
「アナと雪の女王」や
「マレフィセント」みたいに
露骨に王子様論を否定したり
従来のディズニー映画を
皮肉する形の「ひねり」を
かますのが流行りだが、
これはマスターピース。

小さい子にはキツすぎる、
シンデレラや魔女の
ぶっちゃけ話、
スキャンダル多発の
作品になっている。

実際に映画終了後の出口付近
あまりの強烈な
批判のしように、
爆笑楽しめている族と
「あれってないよねー」
ディスり族の両方に
別れていた。

ブンブンは前者!
油断していた、一本やられました!

アベンジャーズよりもー

目まぐるしいスピードで、
各童話をハッピーエンドに
導く。

絶妙な脚色で群像劇として
しっかりリンクさせる。

そして、ハッピーエンドなわけ
ねぇだろ!実際はその後が
大変なんだぜ!
と一気に物語を破壊する。

そして、新たな問題に
アベンジャーズのごとく
各童話の主人公が結集するのだ!

しかも、アベンジャーズでは
ハルクとソーで生じた
キャラ被り問題が
ココでは見事に解消。

赤ずきんが曲者な設定も、
同じ「子ども」ってポジションの
ジャックと区別する為だった
と気づいた時!
ブラボーと思った。

ただ、曲が…

あれっこんな傑作なのに、
ミュージカル映画なのに
アカデミー賞の歌曲賞
にノミネートしないのは?
とふと疑問に思う。

実はこの作品、
ミュージカル映画として
致命的にまで歌が地味。
頭に残らんのだ(^^;;

せめて一曲ぐらいは
「レ・ミゼラブル」の
アレみたいな強烈な曲
が欲しかった(^^;;

でも、ロブ最高傑作!

とは言っても、
ハッピーエンドにしなきゃ
いけない(?)ディズニー縛りを
守りつつも、最後まで批評精神を
忘れずに毒づくスタイル。
「NINE」や「シカゴ」より
遥かに楽しかった。

ジョニデの使い方と言い、
キャラの動かし方といい
お見事!
ブンブン大好きな作品でしたw
「イントゥ・ザ・ウッズ」予告編

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