“Ç”200頭の犬に追いかけられたら…「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソティ)」

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「WHITE GOD」

監督:Kornel Mundruczó
出演:Zsófia Psotta, Sándor Zsótér,
犬諸々etc

カンヌ映画祭で、「ある視点」部門を
制したのは、CGで何でもやってしまう
この御時世に、あえて200匹の
犬を使って撮ったホラー映画
「WHITE GOD」。

パルムドッグを獲るのも納得、
犬が「冷たい熱帯魚」の吹越満
さながらの鬼畜演技を魅せます。

ってか、予告編の10倍グロく、
怖い作品でトラウマ必死(汗
R12指定なのも納得である。

雑種犬に重税を化す世界で、
税金払えない父親によって
捨てられた犬の冒険と、
その犬を探し続ける少女を
交互に描く。

一見、ディズニー映画に
ありそうなプロットだが、
実際は「猿の惑星:創世記」
をドキュメンタリータッチに
描いた『ホラー』だ!

段々人間不信になり、
革命家になってく異端と
革命家になっても愛を失わない
一人の人間の和解劇。

カンヌのインディーズもの
らしく、カメラワークブレブレ
だからリアリティがあるのに、
ここぞという場面で
クールに魅せる。

なんだコレ?

ポスターには「ヒッチコックの
『鳥』のようだ」と書いてあるが、
あんなチャッちい模型なんか
使ってない。ガチで犬を使い、
血だらけ(血糊だと思うが)
にさせている。

犬だけでなく、ある動物の
解体シーンまである。

沖縄やクロアチアで
犬に追いかけられた
ブンブンにはめちゃくちゃ
怖い作品でした。

日本では2015年11月21よりシネマカリテ、
ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開!
恐らく日本でもR15指定だろうなー

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