地球の急ぎ方 キューバ編~Wi-Fiを繋ぐにはカードが必要~

地球の急ぎ方 キューバ編~Wi-Fiを繋ぐにはカードが必要~

キューバに10年ぐらい前に行ったという会社の同僚の話では、インターネットなんか使えないよとのことだったのですが、近年Wi-Fi環境が整備され、普通にSNSで生存報告ができるようになりました。とは言っても、他の国のようにホテルや空港、カフェ等で無料で繋げる訳ではありません(無料のWi-Fiはセキュリティ面で結構危ないので使わない方がいいのだが…)。

事前に調べたところ、まさみんくるの旅行記のブログ記事《過去最悪?キューバでのWi-Fiについて!

》によると、Wi-Fiポイントに行かないといけなかったり、そもそもWi-Fiを使用する為にはプリペイドカードが必要で、購入するにはETECSAというところに行かないといけないらしい。キューバに行った人の話によると、「とにかく並ぶ」という嫌な情報を聞いていただけに不安でした。もし、購入に時間がかかるようだったら、Wi-Fi接続は諦めようと思っていたのだが、意外なことにホテルで買えました。ちょっとアクセスに手こずったので、ここに備忘録として載せておきます(単純にブンブンが頭悪かっただけなのだが)。

Wi-Fiプリペイドカードってどんなもの?

ホテルの受付で、

¿Puedo usar Wi-Fi?(Wi-Fi使えますか?)
プエド ウサル Wi-Fi

と訊いてみました。すると、1時間1CUC(約100円)とのことなので、

Uno, Por favor.(ひとつ私にくださいな)
ウノ ポルファヴォール

と言い購入しました。ネットで調べたところ、どこも1CUC(約100円)だそうです。nautaってところが発行しているようです。

LOGIN NAMEとPASSWORDを入力しよう

Wi-Fiを接続すると、このような画面がでてきます。Usernameのところにカードの《USUARIO LOGIN》に書かれた番号を、Passwordに《CLAVE PASSWORD》に書かれた番号を入力します。ブンブン、てっきり、Passwordに《Raspe con cuidado》と入力するのかと思い、入力したのだが、これがログインできない。職業柄、パスワードにスペースを入れるなんてどんな設計なんだろうと思いつつ、スペースを抜いたりして再挑戦するもこれがダメでした。ホテルの人に、「教えてー」と訊いたら、Hahahaと笑いながら、「お兄さん、これは打つもんじゃないよ、こうするんだぜ」とコインを取り出し、《Raspe con cuidado》と書かれた部分を削り始めました。そうです。銀色の部分の下にパスワードが書かれていたのです。ちなみに、Raspe con cuidadoとはスペイン語で、「細心の注意を払って」という意味。強く削りすぎると数字が読めなくなってしまうよという注意書きでした。確かによくよく考えれば、ここは削るところでした。

ネットの繋がりは良好


キューバのWi-Fi事情と聞くとアクセスが悪いイメージがある。実際にネットで検索したところ、Wi-Fi事情に関して不満を漏らす記事は沢山見かけた。ただ、ブンブンが泊まったGran Caribe Hotelは、今まで海外のいろんなホテルに泊まったが、トップレベルでサクサクネットに繋がりました。何故か、宿泊客に見えない人がロビーに屯っているなぁと思っていたのだが、どうやら最強のネット回線を求めに来ていたようです。

↑ブンブンが宿泊した部屋 衝撃的なところもあるが、それはご愛嬌

ちなみに、現地人のスマホ率は意外と高く、ツアーガイドやホテルマンなど観光業に従事している方は大抵持っていました。ただし、キューバなのでiPhoneではありません。SAMSUNGが多いイメージがあります。

最後に…

キューバではイモトのWi-Fiも使えません。現地で、プリペイドカードを買い、1時間、ないし数時間という限られたタイムリミットの中で生存報告をしたり、情報収拾をしなくてはなりません。それは現地人も一緒。公園に行くと、人だかりができていて、必死に自分のTODOリストを消化している姿が見られます。折角キューバに来たのなら、郷に入れば郷に従え。キューバに行く予定のそこの貴方、Wi-Fiカードを買って、過ぎ去りし時の早さからくる切なさを味わってみてはいかがでしょうか?

ブロトピ:海外旅行

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