【土屋太鳳映画に挑戦!】『人狼ゲーム ビーストサイド』美味しくなかったぉ…

人狼ゲーム ビーストサイド(2014)

監督:熊坂出
出演:土屋太鳳、森川葵、青山美郷、
藤原季節、佐久間由衣etc

評価:15点

日本版『SAW』として、2013年から既に7作も作られている(『リアル人狼ゲーム』と名の付く2作とは関係ないらしい)人気シリーズ。『SAW』シリーズが8作まで作られていると考えると異常なスピードで量産されていて正直驚いた。さて、Filmarksで『累 かさね

』評をした際に、読者から「土屋太鳳は憑依系で演技が覚醒したのは今に始まった話ではない」と反論され、そんな方からオススメ土屋太鳳映画を聞いたら本作を挙げていた。

オススメされたからには観なくてはとNetflixで鑑賞した。果たして…

『人狼ゲーム ビーストサイド』あらすじ

大人気心理ゲーム・人狼ゲームをテーマにした川上亮の小説の映画化。樺山由佳は再び殺人ゲーム・人狼ゲームの席についた。何も分からず連れてこられた高校生たち。彼らを欺き、人狼として殺していく。その快感に彼女は目覚めつつあった…

美味しくなかったぉ…

確かに、『累 かさね』に近い土屋太鳳が観られた。『orange

』のようなぶりっ子掠れ声ではなく、サイコパスとして中々上手い。いきなり他人の部屋に入り、柔軟し始めたり、男女が話し合っているだけで、「えっ付き合っているの?」と煽ったり、とにかくフラストレーションを掻き立たせる。何をしでかすか分からない彼女の姿、大熱唱、オンチにあることを叫ぶ狂気には魅了された。

しかし、映画自体がそもそも志が低い。低予算、ティーンズ映画だからと舐めている。人狼ゲームを知らないブンブンにも、魅力が分かるゲーム説明シーンは良かったものの。それ以降はただただ地獄。ただただ、役者が叫べば狂気が描けると思ったら大間違いだ。また、何故主役をサイコパスポジションの土屋太鳳にしたのかという説得力が足りない。しかも、土屋太鳳のように会話が通じないサイコパスキャラがもう一人いる。加藤諒扮するKYキャラが、土屋太鳳とポジションが重なり、ノイズとなってしまっている。。

成る程、土屋太鳳は出る映画に恵まれてなかったんだなと感じた。今まで彼女の作品は避けて通っていたが、意外と萌芽を魅せている作品はたくさんありそうだ。

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